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明日から突然サバイバル生活!  作者: ELS
(第1章)北の山林でサバイバル!

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サバイバル二十六、二十七日目

二十六日目



その夜に、田中さんの待つ家に到着した。


楓くんの顔を見た田中さんの喜びようと言ったらなかった。


俺たちは、お互いの無事を喜び合い、疲れを忘れて色んな話をしたのだった。



……



二十七日目



「本当に行くのか?」


行くというか、帰るのだ、我が家に。昨日のうちに決めた事だ、家がどうなっているかも気になる。


「はい、今回の件で一安心しましたし。少し、この世界で生きていく自信も付きましたから」


「そうか、いつでも遊びに来なぁ」


「お兄さン、本当にありがとう!」


そう言って、別れを惜しんでくれている。彼らとは、今回の一件もあり本当の家族のような絆ができたように思う。


「今度来るときは、家の本を持って来てあげるよ」


「やったア!」


そんな話をしていると、田中さんから声がかけられた。


「これを持って行きな」


リュックに水筒と金属カップ、メタルマッチとナイフだ。楓くんを助けに行った時の装備をそのまま譲ってくれるらしい。


「ありがとうございます!」


自分のリュックは無くしてしまったので、ありがたい。


「じゃあな、またこいよ」


はいっ、という返事と共に出発すると、彼らは見えなくなるまで、手を振ってくれた。

ところで、どうやらクロは一緒に来るらしい、トコトコついて来た。



……



我が家に到着する。


ここに帰ってくるのは、ずいぶん久しぶりの気がする。出発した時のままの家の姿に、安堵した。


今日は家の布団で眠れるなぁ、なんて考えていると、当たり前かのようにクロも家の中に入って来る。


「そうだよな、お前も家族だもんな」


頭を撫でてやると、尻尾を振って応えた。


「でも足は拭こう」


家が足跡だらけになるのは御免だ。

足を拭いてやると、ちょっと嫌がって逃げた。



……



その夜、布団に入ると、クロが上に乗ってきた。一緒に寝ようということかもしれない。

ちょっとずらして、一緒に眠る事にした。


さあ、今日も終わりだ。

明日はどうしよう?何て考えていると眠くなってきた。クロはもう寝息を立てている。


しかし、この時はまだ思いもしなかったんだ。明日があんな事に、なるなんて。


そう



明日から突然サバイバル生活が始まるとは!







「明日から始まるサバイバル生活!」を見て頂いてありがとうございます。


第1章、完結となります。


突然、小説を書こう!何て思い立って始めましたが、書き溜めも何もなく、ただ毎日投稿して一区切りまで書けて良かったと思います。


5万字から6万字程度で三十日目位でエンディングを考えていたので、だいたい予定通りでしょうか。


第2章の方は…予定はありますが、ちょっと間が開くかも知れませんし、すぐに連載出来るかも知れません。


ここまで、見て頂きました方は是非

評価、感想、レビューを、何卒宜しくお願いします!


とても励みになるんです、やっぱり。


後は、2章でどんな話が見たい、など要望もありましたら、そちらもどうぞ!


上記内容は活動報告でも、報告させて頂きます!

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