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日用品のツカイカタ  作者: ko21
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プロローグ

「ふぁぁ。」

 俺は起きるのと同時にホームルームが終わったことに気づく。毎日学校で寝ているからだろうか最近では終わる直前に起きるようになってきた。


 俺は大代斗真。高校1年。突然だが俺は友達というものがあまりいない。何故なのか、その理由は簡単俺がオタクだからだろう。まぁオタクと言っても家にラノベや漫画が沢山あるくらいだが。


「帰るか。」


 俺は荷物をまとめてそのまま教室をて出て行く。その日も俺はいつも通り帰って出された宿題をすませてラノベでも読んで寝るかと考えていた。グラウンドではいろいろな運動部か練習をしている。俺はあまり注目されないようにできるだけ隅の方を歩いて校門に向かう。行きも乗ってきた自転車にまたがりほとんどの生徒に見られず学校を後にした。その日は特段急いでいるという訳では無かったがなんとなくはやく家に帰りたくなっていた。


 信号はやく変わんないかなー。車も通ってないし…渡るか。


 そう考えると俺は赤信号にも関わらず車道を渡った。そのまま次の信号も、次も、その次も…。そして家に着くまでにある信号は最後を残すのみになった。最後の信号も今までと同じ要領で突っ切ろうとした。


 ん〜、右からトラック来てるけどあれならギリギリ当たらんだろ。


 キキイイイイイイイイイイイイ


 けたたましいブレーキ音が後ろに聞こえる。


 やっぱいけたな。


 そう思っていた俺の視界が1回転した。


「ふぇっ?」


 自分でも間抜けな声が出たなとも思う暇もなく俺の体は勢いよく地面に叩きつけられた。ぼやけた視界が俺から広がる赤い液体を映す。


 なんか周りがうるさくなってきた気がする。それにだんだん眠くなってきた。あれ‥俺何して…たん‥だっけ…。


 斗真の意識はスーッと消えていく。

 そのまま斗真はこの世界で命を落とした。






読んでいただきありがとうございます

できる限り諦めずに書いていきたいです。

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