to the another world
作者は大阪人です。できるだけ大阪弁は入らないようにしていきたいと思っていますが、ここ読みにくい!という場合はどんどん言ってください。修正します。
目の前まで迫る大型トラック…ああ、俺死ぬのか…
あれ?衝撃が来ない?もしかして助かった?
おそるおそる目を開けてみると、真っ白な空間に幼女がいた。
「ごめんなさいです!!私があなたを殺してしまいました!」
…テンプレ乙です。
べつに、いんだけど。
「それでどうやって俺が死んだんだ?人の生死が書いてある紙にオレンジジュースでもこぼしたのか?」
「子ども扱いしないでください!こんな見た目でも1万才こえてるんです!」
おお!エターナル幼女様でしたか。
「なんかひどいこと言われたような気がしたです」
…こころは読めないのか。さすが幼女様ww
「で、なんでだ?」
「おこらないですか?」
「うん」
「えっと…、用紙で紙ヒコーキおりました。」
おい。いくらなんでもそれは、相手が幼女様でも手加減できんぞ。
という、演技をしてみる。
「すいません!おわびに、異世界に転生させますから!もちろん、いろいろと特典つけます!」
「うん、いいよ」
「え?おこってないんですか?」
「へ?ずっとおこってないけど?」
「もう!」
腰に手をあてて、いかにも 私おこってっます! みたいなポーズとられても、やってるのが幼女様なのでっ全くこわくない。
「で、どんなせかいなんだ?」
「…もういいです。えっと、魔法があって、モンスターなどがいる世界です。冒険者ギルドなんかもあって、あと…えと…」
「分かった。もういいから。」
そのとたん幼女様がしゅんとして泣きそうになる。
「あーっと、特典ってどんな?」
すると、幼女様が嬉しそうになる。
感情の起伏おかしくないか?
「はい!もうとびっきりすごいことにします!期待していてください!」
説明はないんですねさすがです。
「じゃあ、そろそろおくってもらえるか?」
「はい。では転送します。あなたの人生に幸がありますように。」
「もう紙ヒコーキおるなよ?」
「うぅ。」
そのとたん、周囲が白い光で包まれ何も見えなくなる。
なんだここ?せまくて、周りがなんか固い?
そう思って叩いてみるとパリッとそれが割れる。
これってもしかして…いやもしかしなくても卵!?
も、もしかして人じゃない…だと…!?
というわけで、主人公はさっそくひとではなくなったわけですが、普段は人の姿で、人として暮らすのでそこのところよろしくお願いします。
主人公チートものですが、普段は結構強い?程度です。