たうりん1000mg配合。
学園祭って世の中の理不尽さを思い知らされる。
リア充は大爆発してしまえばいいのに。
登場人物
紫刃…作者。学祭では空気。リア充マジで爆発しろ。
ライト…友人A。クリエイターなのに気付かない。修羅場ればいいのに。
博士…友人C。今回役立たず。
補足…うちの学校は学園祭が三日間あり、最初の2日が文化祭、最終日が体育祭。
私は体育祭のデコレーション(自分の組のテーマにあわせた馬鹿でかい絵)担当。
◇
体育祭準備中。
ラ「ふんっ!……ふんっ!」
紫「ん……?」
作業中の私の元に、離れたところから謎の声が。
ラ「ふんんんっっっ!!…………ダメだ」
博「完全に絵の具が固まってるみたいだね」
紫「どしたん?」
ラ「ん、これが開かない」
そう言ってライトが差し出したのは黄緑の絵の具が入った容器。
直径12〜3センチ、高さ10センチくらいの大きさ。
紫「開かない?なんでまた」
博「多分、蓋の内側についた絵の具が固まって、接着剤みたいになってるんだと思う」
紫「あぁ……。そらまた難儀なこった」
ラ「くそ、この私の力をもってしても開かないとは………!」
紫「馬鹿なこと言ってないで、さっさとよこせや」
差し出すライト。
受け取ろうとして………ひょい。
博「俺がやってみよう」
博士に奪われた。
博「中で絵の具が乾燥してるから………」
ぶつぶつ言いながら、蓋をもにょもにょ動かす。
博「よし。これで………」
ぐっ!
博「………あれ?」
開かない。
ラ「いや、そんなことで開くなら俺が開けてるから」
紫「はいはい、無駄な抵抗。さっさと渡す」
奪い返す。
紫「でも、ライトで開かないとなると、俺も無理な気が…………ふんっ!」
ラ「どうだっ?」
紫「〜〜〜〜………!」
蓋、微動だにせず。
紫「む、無理……」
ラ「あー、紫刃でも無理かぁ」
博「どうしようか………」
三人寄ればなんとやら。
しばし黙考。
ラ「あ!」
紫「なんか思いついた?」
ラ「そうだ……一人じゃ駄目でも、俺には友がいる!」
紫「大丈夫か、こいつ……」
博「さぁ………。炎天下でひたすら色塗りしてたからねぇ……」
ラ「紫刃!」
紫「はいぃ!」
びびった。テンション高ぇ。
ラ「これを、両手で持て!!」
ライトが示すのは容器の下の部分。
その瞬間、私の脳裏に稲妻が………!
紫「よしこい!ライトぉ!」
ラ「おう!!」
がっし、と両手で蓋を持つライト。
紫「ファイトぉぉー!!」
ラ「いっぱぁぁぁつ!!」
紫・ラ「「ふんっ!」」
ばきゃっ!
博「あ、開いた」
紫・ラ「「ぃよっしゃぁぁぁぁぁぁ!!」」
やたら高いテンションの二人。
ラ「一人が駄目でも!」
右手を高く上げるライト。
紫「二人なら!」
同じく私も右手を上げる。
紫・ラ「「いぇーい!!」」
パチン!
ハイタッチ。
余談。
「あ、黄緑やっぱり使わないわ」
紫・ラ「「えぇー…」」
デコレーションは無事(?)完成しました。
他の色との勝負の結果は明後日。
なんだかいい雰囲気になってる男女がいっぱい。
べ、別に羨ましくなんてないんだからねっ!
…………………(泣)




