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NEW/探偵倶楽部  作者: マーたん


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89/163

ユウキの歌声と消えたマイク

ユウキの歌


「希望の光」



いつか見たあの空の向こう

まだ見ぬ未来へと羽ばたこう

涙の雨も乗り越えて

君と僕の希望の光



暗い夜をひとり歩いても

心の中は燃えている

小さな夢を胸に抱いて

今日も明日へ進んでいく



いつか見たあの空の向こう

まだ見ぬ未来へと羽ばたこう

涙の雨も乗り越えて

君と僕の希望の光



どんなに遠く離れていても

繋がる想いは消えない

この歌が君のそばにいて

勇気を届けられますように



いつか見たあの空の向こう

まだ見ぬ未来へと羽ばたこう

どんなに険しい道でも

共に歩む希望の光



満開小学校探偵倶楽部のメンバー、さくら、蓮、詩織は待ちに待った日を迎えていた。

彼らの心を掴んで離さないアーティスト、ユウキの全国ツアー最終公演が、ついに地元の大きなホールで開催されるのだ。


会場の周りには熱心なファンたちが長い列を作り、期待と興奮が空気に満ちていた。

ペンライトが灯され、ユウキの代表曲が流れる中、さくらたちは胸を高鳴らせて開演の時を待っていた。


だが、そんな高揚感の中に、一陣の不穏な空気が流れ込んだ。


開演直前、ユウキのメインマイクが忽然と姿を消したのだ。

スタッフが慌てて会場を駆け回り、騒然とした空気が広がった。

「盗まれた…?」と、ファンの間に不安が走る。


探偵倶楽部の三人はすぐに動き出した。

単なるファンではなく、学校でも有名な小さな探偵たちとして、彼らの使命がここにあった。


まずは現場の状況を確認し、目撃者を探し、関係者の話を聞きまわった。

誰が最後にマイクを見たのか。誰がステージに近づいていたのか。

細かい証言や不自然な動きを逃さず、疑わしい点を洗い出していった。


調査を進めるうちに、マイクが消える直前に見かけた不審な人物の影が浮かび上がった。

それは、ユウキの成功を妬むライバルファンの男だった。

彼はコンサートの成功を妨害し、自分の優位を守ろうと企んでいたのだ。


犯人の行動パターンを分析し、隠し場所を見つけ出した探偵倶楽部。

協力してスタッフに伝え、盗まれたマイクは無事に発見される。


ステージに戻ったユウキは、遅れた分を取り戻すように熱唱し、会場は歓喜の渦に包まれた。

さくらは、音楽が持つ力と、それを守る勇気の尊さを強く感じていた。


そして、この事件は満開小学校探偵倶楽部の絆を深め、彼らの冒険の新たな一歩となった。



ユウキ(Yūki)


年齢:17歳

出身地:満開町

職業:高校生/シンガーソングライター

特徴:黒髪のショートヘアに、透き通るような澄んだ瞳。ステージでは明るい笑顔と圧倒的な歌唱力でファンを魅了する。普段は控えめで優しい性格。

好きなもの:音楽制作、自然散策、仲間との時間

夢:自分の歌でたくさんの人に勇気や希望を届けること

得意なこと:ピアノ演奏と作詞作曲。感情豊かな歌唱。

苦手なこと:大勢の前での緊張(しかし歌うと克服できる)

家族構成:両親と弟が一人。家族は音楽が大好きで支えてくれている。

性格:努力家で真面目。優しい反面、時に自分に厳しすぎるところもある。ファンや仲間をとても大切にする心優しい青年。

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