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鍋底のあがき

 なにが悪いって、それは加純さんが見切り発車で物語を書きだすことにあると思う。


 でもきっちりプロットを組んで、最後までストーリーを組み立ててから書くのでは、おそらく1行目から書くこともないような気がする。要するに、脳内でイントロだけ奏でたまま、永遠に日の目を見ないことになるのだ。中にはBメロ、サビはできているのに、イントロを奏でられずにボツになった作品もある。あと、このシーンを描いてみたいのだが、その前後のストーリーはありませんとか。

 シューベルトやチャイコフスキーの足元にも及ばないが、そんな「未完成交響曲」はそれなりにある。


 未完成、いや日の目も見ないボツのままではかわいそうだと書き始めるのだが、もともとわたしは「絵描き」なので文章が得意な方ではない。

 脳内スクリーンでは生き生きと動くキャラたちを、どう文章に起こせばいいのか悩んでいるうちに、イラスト描きに熱中してしまったり、別の物語の続きを書いたりしている間に、その脳内ストーリーは色薄れ忘れられていくのだ。


 ならばマンガにすればいい?


 出来るのなら、とっくにそうしている。そこまでの技量が無いから、せめて文字にしようともがいているのだよ、明智君。


 実は、「なろう」の下書きエピソードの中に、もう数年寝たままのストーリーがいくつかある。

 がんばって書き始めたのだが、タイトルどおり「見切り発車」したので途中でポシャってしまった作品群である。


 おそらくこのまま未完成で終わるに違いない、と思う。

 だがどれもかわいい「ウチの子」であるし、仕舞い込んでおくより外気に触れさせた方が、もしかしたら続きが思い浮かびペンが進むかもしれない……などという不埒な考えが浮かんできた。

 万が一にもご意見や感想をいただけたら、それが脳内で化学反応を起こし突破口になるかもしれない――などという、誠に他力本願な考えも。なにせ周りに創作仲間がいないので相談することもできず、ひとりで悶々と考え込んでいても煮詰まるだけなのだ。

 鍋の底で炭化させるのはかわいそう……と思える話だけでも、アウトプットしてみようか?


 ここはそんな作品たちの墓場……もとい、一時避難所である。


 作品の続きが浮かんだら、続きを更新。完成しそうな気配が見えたら、ここから出してひとつの作品として大手を振って投稿しようと思う。

 さて、どの作品がここから脱出できるのか?



 それは神のみぞ知る――。






すみません、自分で自分に発破かけるための投稿です。

しかも、ここに上げるのはどれも「なろうウケはしないであろう」なお話ばかりです。

ああ、だからポシャるのだろうけど(ノд-`)


更新は、かなり気まぐれになると思います。ごめんなさい。


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― 新着の感想 ―
加純様のお気持ち、すごくよくわかります(^^; 私もプロット組むのが苦手で、見切り発車をよくしますm(__)m
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