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第五話 テラノドンは光るものがお好き?

 ディプロドクスに助けられて森の木の葉を食べていたサイアマウラの群れでしたが、突然悲鳴をあげたマイン。何が起きたのでしょうか?

 空を飛ぶ恐竜テラノドンがヒューンと空から降りて来ると、桃色のタマゴを足でつかみ、さらっていきました。サンヤとマインは気が狂ったように鳴き声をあげました。その夜、サイアマウラの群れの悲しい鳴き声が静かな森に響き渡りました。


 さて、一方テラノドンにさらわれたタマゴはどうなったのかというと…

テラノドンはタマゴを食べようとして持ってきたようではなさそうでした。テラノドンは海の岩場の巣に戻ると、岩と岩の間に外から見えない場所にタマゴを置きました。タマゴを見て首をかしげ満足そうです。おもに海や川の魚がテラノドンの食料です。テラノドンはきれいな石や光る物が大好きで、飛んでいる途中にそれを見つけると持ち帰ります。人間でいえば、宝石箱の宝石のようなものです。

サンヤとマインに産まれた不思議なタマゴが光っていたためにさらって自分の巣に持ち帰ったようです。タマゴを満足そうに眺めた後、テラノドンは魚を穫りに行くため飛び立ちました。

 

何日か経った頃、タマゴの中からトントンと音がして殻を破ってサイアマウラの赤ん坊が出てきました。なんとも小さく可愛い子ですが、やはりタマゴと同じく桃色に光る体を持った不思議な赤ん坊でした。もしサンヤとマインがこの子を見れば大喜びで群れのみんなから祝福の叫びがあがった事でしょう。

 タマゴから孵化した桃色の赤ん坊は、辺りを見回すとトコトコ歩き始めました。テラノドンはちょうど海に魚を穫りに出かけていて留守です。本当にラッキーでした。赤ん坊は岩場を危なげな足取りで登っていくと、岩場の上の広い草原に出ました。

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