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七式探偵七重家綱  作者: シクル
第一部
13/38

FILE13「グラットン 下」

 雨が降っていた。

 何もかもを洗い流してしまわんばかりの勢いで、雨は降り続いていた。

 いっそ洗い流されてしまえば良い。何もかも。しかし洗い流されるのは手にこびりついた赤い液体くらいのもので、雨は全てを洗い流してはくれなかった。

「俺は……俺は……ッ」

 降り続く雨が、うつむいている男を容赦なく濡らした。

「俺は……ッ!」

 その言葉の続きを、男は紡がない。ただうつむいたまま、その場へ横たわるもう一人の男を、今にも泣き出しそうな顔で見つめているだけだった。





 今にも雨が降り出してしまいそうな、そんな曇り空だった。まだ昼過ぎだというのに、空が曇っているせいで外は暗く見えてしまう。

「雨、降りそうだね」

 ボクの言葉には、誰も返事をしなかった。家綱はソファに座り込んだまま、何か考え込むような表情で黙っている。

「なぁ、ホントにアンタら大丈夫なのか? グラットンさんが言うから来てもらってるが、警察より役に立つのか?」

 不満げな表情で、ボクらへ視線を向けつつ広井さんはそう言った。

「それにこないだアンタら……手も足も出なかったじゃないか」

 広井の言葉に、黙っていた家綱の眉がピクリと動いた。

「俺は警察だけで十分だと思うけどな。アンタら、弱そうだし……」

 溜息を吐きつつそんな言葉を漏らした広井さんに、ボクは顔をしかめた。

「でも、あの時ボクらが来なかったら――」

「やめろ、由乃」

 ピシャリと。家綱の言葉がボクを制止する。

「歯が立たなかったのは……事実だ」

 口惜しそうな表情で、家綱はそう言った。

「だからこそリベンジする……そして、グラットンさんからの依頼を完遂する……そのために俺達は来た……そうだろ、由乃」

「うん……」

 ――――興が覚めました。また明日、来ますから。

 昨日猿無は、確かにボクらへそう告げて去って行った。ボクと家綱は、あの男に……見逃されたのだ。

 猿無の目的は、広井さんの殺害。だから猿無は、必ずもう一度広井さんの元へ現れる。だからボクと家綱は広井さんの家へ警護に来たわけだけど……広井さんは、ボクらのことを全くと言って良い程信用していない。それどころか、邪険に扱っているくらいだ。

 外は警察が張り込み、中をボクらが警護する。外を警察が守っている時点で、後は警察に任せておけば大丈夫そうに見えるけど……ボクはそう思えない。あの猿無って男、超能力らしきものを一度も使いはしなかったものの、明らかに常人を逸脱している。身体能力が、ナイフの扱いが、そしてまとっている雰囲気でさえもが、常軌を逸している。今までボクは、葛葉さんの投げ銭が避けられたところも、家綱が一方的に敗北したところも、見たことがない。これまで一度たりとも、だ。

 果たしてあの男を、警察の手で止められるのだろうか……。でも、流石に猿無とは言え、銃を持った警官には太刀打ち出来ないハズ……そのハズなんだけど、どうしようもなく不安だった。猿無なら、銃弾さえも避けてしまいそうな気がして……。

「全く……ただでさえ外に出られなくなっちまったってのに……中でまで監視されちゃあゆっくり出来ねえよ」

「監視じゃないです。警護です」

 ピシャリと言い放ったボクに、広井さんはかわいくねぇ、とだけ呟くと気だるげにリモコンを手にとり、テレビをつけた。静かだった部屋に、騒がしいテレビの音が鳴り響き始める。

「はぁ……」

 小さく溜息を吐きつつ、窓の傍へ近寄って外を眺める。

 雨粒が、窓を少しだけ濡らしていた。





 殺意で出来ていた。

 喜び、悲しみ、怒り、憎しみ、どれも猿無の中で「殺意」に勝る感情ではなかった。獲物に対して怒りも、憎しみもない。ただただ「殺意」だけが、猿無の感情を支配する。

 そこに理由はない。ただ殺したいだけ。

 その心はきっと、殺意で出来ていた。

「猿無」

 薄暗い地下道を歩いていた猿無の背中へ、声がかけられた。

「君ですか」

 猿無はピタリと足を止めたが、後ろを振り向こうとはしなかった。

「例の探偵と接触したのか?」

「それが何か?」

 問い返す猿無へ、男は小さく溜め息を吐いた。

「あの探偵が何者か、知っているか?」

「例の研究所を壊滅させた実験体でしょう?」

 猿無の言葉に、男はそうだ、と答えた。

「面白いですねぇ。一つの身体に複数の人格、そしてその人格ごとに姿を変えるあの能力……実に興味深い。一人ずつ、一人ずつ……」

「殺したい、か?」

 猿無の言葉を続けるかのように男がそう言うと、猿無は振り向かないままニヤリと笑みを浮かべた。

「あの実験体を捜している男がいてな……。捕らえれば多額の報酬金を払うと言っている……。なるべく殺すな」

「それはリーダーからの伝言ですか?」

「いや、俺個人の頼みだ」

「なら、関係ありませんね」

 猿無は静かにそう答えると、ゆっくりと歩き始めた。

「私は、私のやりたいようにやります……。別に殺せるのなら貴方でも……何ならリーダーでも構わないんですよ」

 クスクスと笑みをこぼしながら、その場を去って行く猿無の背中を見つめつつ、男は溜息を吐く。そしてかぶっているニット帽の上から、頭をポリポリとかいた。

「相変わらず……狂った奴だ……」





 雨が、降り続いていた。

 昼過ぎから降り始めていた雨は、夜になっても止むどころか勢いを増していった。時刻は既に午後七時を過ぎており、曇り空もあいまって外は真っ暗だった。

「アイツ、もしかしたら来ねぇんじゃねえか?」

 ソファに寝転がってテレビを眺めながら、あくびをしつつ広井さんはそんなことを言った。

「そうだと、良いですね……」

 口ではそう言ったけど、ボクにはアイツが来ないなんて想像出来ない。あの男は――猿無は、必ずもう一度ボクらの前に現れる。そんな気がしてならない。勿論、そんな予感は外れてくれた方が良いんだけど……。

「家綱はどう思う?」

 食卓で考え込んでいる家綱へそう問うと、家綱は来る、と小さく呟いた。

「アイツは……来る」

 家綱もボクと同じ考えらしく、真剣な表情でそう言った。

「ま、来たところで一緒だろ。警察が張ってんだからなぁ」

 まるで危機感を感じていないのか、広井さんは安心し切った様子だった。

「家綱……アイツって、超能力者なの?」

「……さあな。超能力らしき物は一度も使わなかった……が、あの異常な身体能力が超能力、とも考えれる……。俺には判断出来ねぇ」

 確かにあの身体能力は、超能力じみている。葛葉さんの投げ銭をいとも簡単に避けたあの反射神経と動体視力は……ただ者じゃない。

「超能力者でも何でも良いだろ。どーせ警察が逮捕すんだから」

 気だるげにそんなことを言い放つ広井さんを、ボクは少しだけ睨みつけた。仕事じゃなきゃこんな奴、とっくの昔に見捨ててる。ここまで態度の悪い警護相手は随分と久しぶりな気がする。

「警察、ねえ……」

 ボソリと。家綱がそう呟いた――その時だった。


「う、うわあああッ!」


 家の外から、男性の……外で張っている警官らしき男の悲鳴が聞こえた。

「な――ッ!」

 その悲鳴に、広井さんは驚愕の表情を浮かべて、手に持っていたリモコンを取り落とした。

「まさか……猿無!?」

 ボクが声を上げるのとほぼ同時に、外で銃声が鳴り響いた。



 急いで玄関から外へ向かうと、そこには倒れ伏している何人もの警官がいた。その誰もが殺害されており、ナイフで首を切り裂かれている警官、パトカーのガラスに顔をぶち込まれている警官など、まるでそこは死体の山だった。

 広井さんの家は人里から離れた場所にあるせいで、これだけのことがあったというのに誰一人として気付かない。広井さんの家の周りにあるものと言えば、道路と田んぼと電柱くらいのものだ。

「う……っ」

 気分が悪くなり、少し倒れそうになったボクの身体を、家綱は素早く支えた。

「これはこれは……昨日の探偵さんじゃあないですか。また会えると思っていましたよ」

 クスリと笑みを浮かべ、ナイフについた血をなめとっていた猿無が、こちらへ視線を向けた。

「由乃、そこにいろ」

 家綱はドアの前にボクを残すと、雨に濡れるのも構わずに屋根のある玄関から出、パトカーや死体を避けてゆっくりと猿無の元へ歩み寄っていく。そして猿無まで後ニ、三メートルのところで、家綱はピタリと歩を止めた。

「いくつか訊いても良いか?」

 どうぞ、と余裕のある笑みを浮かべて、猿無は家綱の言葉に答えた。

「お前は、超能力者なのか?」

 家綱の問いに、猿無は笑みを浮かべたまま頷いた。

「はい。ランクはBで、能力は千里眼……とでも言っておきましょうか。この町の範囲くらいなら、どこからでも全てを見通すことが出来ます。獲物を見つけるのに丁度良い能力だと思いませんか?」

「千里眼……!?」

 後ろで驚愕の声を上げたボクを嘲笑うかのように、猿無はクスクスと笑みをこぼした。

 猿無の能力が千里眼……だとしたら、アイツの異常な身体能力は超能力じゃ……ない?

「もう一つ、良いか?」

「はい、何でもどうぞ」

 雨に打たれながら、家綱は右手でソフト帽を深くかぶり直した。

「何故こんなことをする……? 亜人と人間の共生を阻むなら、他にやり方はあるハズだろ……?」


「深い意味なんてありません」


 そう言い放った猿無の邪悪な笑みを、降り続ける雨が濡らした。

「殺害順番を干支にしたのは、警察や貴方方が絡んできてくれた方が多く殺せると思ったからですし、そもそも私は、亜人と人間の共生なんて少しも興味がないんです」

 何を言っているんだこの男は。

 心の底から楽しそうに笑みを浮かべたまま、猿無は言葉を続ける。

「たまたまリジェクション側についただけです。殺しなんて、誰でも構いません」

 プツリと。ボクの中で何かが切れた気がした。

「こ……のぉっ!」

「来るなッ!」

 思わず飛び出そうとしたボクを、家綱は振り返りもせずに言葉で制止した。まるで、ボクが猿無の言葉に激怒して飛び出すのを見透かしていたかのように。

「この間殺した亜人の少女は良かったですよォ? あの怯えた顔、震える小さな身体、耳がピクピク動いてましたし、雨に濡れて透けたシャツがまたそそられる! あのシャツから透けた美しく白い柔肌を――」

 そこで一度ククッと笑い、そのまますぐに猿無は言葉を続けた。

「切って裂いて刻んで千切って汚して壊してあかあかあかあかあかあかく染めて染めて染めて真紅に深紅に染まった肉片かのじょを弄ぶのは嗜好にして至高かつ究極の楽しみで愉快愉快愉快愉快愉快殺しの快楽に溺れた私を満たすのは殺し殺し殺し殺し殺しのみッ! キハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!」

 雨空を仰ぎ、奇声を上げて高笑いする猿無に、ボクは絶句した。

「狂っ……てる……」

「狂っている! そう狂っている! 私は狂って――――」

 猿無がボクへ視線を向け、そう言いかけた時だった。

 勢いよく、家綱の右拳が猿無の顔面へ食い込んだ。猿無はそのまま吹っ飛び、数メートル後方でドサリと倒れた。

「ふざけやがって……そんな理由で殺したのかッ!」

 殴った時の勢いで、家綱のかぶっていたソフト帽が濡れたアスファルトの上に落ちた。

「はい、その通りですゥ」

 おどけた調子で答えつつ、猿無は素早く起き上がってナイフを取り出すと、素早く家綱の元へと駆けて行った。そして家綱へ接近すると、家綱の顔目掛けて猿無はナイフを右へ薙いだ――けど、家綱は身を屈めてナイフを避けると同時に、猿無の腹部へ左拳を叩き込む。

「キヒッ」

 呻き声を代わりに奇声を上げ、猿無は空いている左手で家綱の顔を勢いよく押した。

「しまっ――――」

 仰向けに倒れた家綱の顔目掛けて、猿無はナイフを突きおろしたけど、家綱は素早く首を動かしてそのナイフを回避し、ナイフを持つ猿無の右手を両手で掴み――

「らァッ!」

 そのまま後ろのパトカー目掛けて投げ飛ばした。しかし猿無は空中でクルリと回転すると、いとも容易く着地し、起き上がろうとする家綱へと全速力で駆けた。

「クソッ……」

 悪態を吐きつつ素早く立ち上がり、家綱は接近してきた猿無の突き出すナイフを、右へ身をかわすことで回避した――と同時に、猿無の左拳が家綱の腹部へ直撃した。

「がッ……!」

 呻き声を上げて仰け反る家綱の後頭部目掛けて、猿無は右肘を叩き込む。

「家綱ぁっ!」

 ドサリと。その場へ家綱がうつ伏せに倒れた。

「チェックメイト、ですね」

 そう言って笑むと、猿無は倒れている家綱の頭を踏みつけた。家綱の呻き声を愉しんでいるかのような表情を見せ、猿無は家綱の頭を何度も踏みつける。

「もっと聴かせて下さいよォ……その呻き声ェ!」

 グリグリと家綱の頭を踏みしめ、猿無はケラケラとまるで子供のように笑った。

「やめ……ろ……」

 かすれた声で、家綱はそう言った。

「やめません」

「来る……な……」

 来るな? それは、ボクに対して言っているようには聞こえなかった。

 何だか、家綱の様子がおかしい気がした。猿無の足から逃れようとせず、ただ苦悶の声を上げている。

「来るんじゃねえ……引っ込んでろ……」

「さっきから何を言っているのです? 貴方は」

 先程までニタニタと笑っていた猿無は、訝しげな視線を家綱へ向けた。

「やめろ……やめろォォォォォッッ!」

 頭に足を乗せられたまま家綱が叫んだ――と同時に、家綱の身体を眩い光が包み込んだ。

「――――ッ!?」

「え、嘘……交代!?」

 この状況で誰に……? 総合的な戦闘力なら、他の五人の誰よりも家綱の方が上のハズだ。ここで他の人格に交代したところで、この状況が打開出来るわけがない。

 突然の発光に驚いたのか、猿無は家綱の頭から足を離していた。

「家綱……?」

 ゆっくりと。光に包まれたまま家綱が立ち上がった。そして徐々に、光は収縮していく。

「え……?」

 光の中から現れた姿に、ボクは驚愕の声を上げた。背格好は家綱と代わらない男――だけど、ツンツンと立った髪はまるで血のように真っ赤だった。そして発せられる異常なまでに荒々しい雰囲気が、ボクを圧倒した。

「誰だよ……お前……」


 ボクの知らない、家綱の人格だった。


 チラリと。男がボクの方へ視線を向けた。カラーコンタクトでも入れているかのような、赤い瞳がボクを見据える。

「姿が変わりましたか……ですが――」

 ボクの方へ視線を向けたままの男へ、猿無はナイフを構えて接近した――瞬間だった。

「オオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォッッッ!」

 突如として上げられた男の雄叫びに、怯んだのか猿無はピタリと動きを止めた。

 まるで、獣。獣の如き雄叫びを上げて、男は猿無へ視線を向けると、ゆっくりと猿無へ歩み寄っていく。

 それに対して猿無はニヤリと笑みを浮かべると、男の顔目がけてナイフを突き出した――けど、そのナイフは男の顔に突き刺さる直前で止められる。

「が……ァ……ッ!」

 ここで初めて、猿無が呻き声を上げた。

 男は猿無の右腕を、ナイフが顔に突き刺さる直前で掴んで止めたのだ。男は何も言わず、猿無の右腕を握りしめていき――やがてゴキリと、厭な音がした。

「あああああぁぁぁぁぁァァァァッ!」

 おかしな方向に曲がった右腕を左手で押さえながら絶叫する猿無の顔面へ、男は容赦なく左拳を叩き込んだ。その勢いで、猿無はその場へ仰向けに倒れる。

「猿無が……こんな簡単に……っ?」

 圧倒的な強さ。

 ボクの知らない家綱のその人格は、あの猿無を圧倒するまでに強かった。強い……けど、何かがおかしい。葛葉さんとも、アントンとも、晴義とも、ロザリーとも、纏さんとも違う。家綱を含む他の人格とは、明らかに何かが違う。

「オオオオオオォォォォァァァァァァッ!」

 男は倒れている猿無へ馬乗りにまたがると、再び雄叫びを上げ、右拳を振り上げた。

「まさか……っ!」

 そして勢いよく、猿無の顔面へ振り下ろした。猿無の顔面へ、男の右拳が食い込む。男はすぐに右拳を猿無の顔から離すと、今度は左拳を叩き込む。右、左、右、左、その拳が猿無の血で真っ赤に染まるのも厭わずに、男は何度も何度も交互に両拳を、男の顔面へ叩き込んでいく。

「お、おい……やり過ぎだろ……」

 ボクの声に耳も貸さず、男はただひたすらに猿無を殴り続ける。

「やめろよ……やめろって……」

 既に気を失っているのか、それとも死んでいるのか、猿無はピクリとも動かない。

「やめろよ……やめてって……これ以上やると……死んじゃうよ! ねえ! やめてってば!」

 何だよこれ。

 何なんだよ。

 家綱じゃない。

 アレは、家綱なんかじゃない……。

「やめろおおおおおおぉぉぉぉぉぉっ!」

 絶叫にも似たボクの声を聞くと、男はピタリと手を止めた。そしてゆっくりと立ち上がると、こちらへ振り向く。

「家綱……?」

 男が、家綱やその他の人格に交代する様子はなかった。ただ黙ったまま、ボクの方へゆっくりと歩み寄ってくる。

「まさ……か……」

 男の表情は、怒りで醜く歪められていた。何に対して怒っているのか、それさえもわからないけど、男の表情は激怒しているように見えた。

「嘘……だろ……?」

「ウオオオオオオオオオオォォォォッッ!」


 雄叫びを上げて、男は右拳を振り上げた。

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