借金返済、後一年半経ちました
プロジェクト・ウィリアンダーズリリースから一年と半年が経過した。その一年前にイベント「破滅の世を願いし魔の王」が終了した。
「やっと…やっと………借金全額返済だーーー!!
長かった苦節一年半これでようやく行ける本島へ」
この最果ての島で殆どの時間を費やした。時にはツルハシが爆散した事もあった、更には洞窟の崩壊で生じた瓦礫に押し潰されての圧迫デス更には全ロス、それで一週間の努力の水の泡色んな事があっ
た。大変だった
「とりま帰りの舟がやって来るのは明日、今日は適当に島一周して終わるか」
島の沿岸を歩き始める。下の砂の粒が足の裏側に付くのが感じられる。潮の匂い、海の風どれもがまるで現実世界での出来事の様に感じた。
そういえば俺この島一周してねぇな。ふとそんな事を思った。この一年半ほぼ洞窟の岩を掘り続けていたせいかこの島の探索をほぼ行っていなかった事に気付く。いや…最初モンスターが居ないか探した気もする
「それにしてもなんもねぇなこの島、あるのはこの島の連中で作った鉱物商の家と洞窟位しか無いんだなほんと」
鉱物商の家、かつての忌まわしき事件の起きた日だ元々はイベントで作ろうとなった家だがあれは駄目だった罠は…。あの時を振り返る、今も頑張れば目を瞑れば思い出せそうだ。
あれはそう、家を建てた直後の事だとある一人のプレイヤーが担当した場所に鉱物商が入った。その瞬間だ目の前の鉱物商の顔に丸太が…あれは酷かった最悪死んでただろう、まぁ無事だったが一ヶ月近く鉱物の買い取り価格が一円になった。
昔の思い出に浸りながら歩みを進める。進み進みスタミナが減ればバナナを食った
「そういえば師範が言ってたな一つだけ霞がかって進めない場所が在るって」
この島の不思議な点そう師範は言っていた、鉱物商が来る前一人のNPCがいた。そのNPCは一言去る前に師範に言ったらしい「深く詮索するなと」他にも鉱石の名前だ最初はダイヤやエメラルド、あの大人気なブロックゲーみたいだった。それが今は中二チックな「青眼の龍石」何て名前だ
「何か有るんだよなーきっと、名前も最果てって二つ名付いてるし。付いてても関係無いか」
コツン、何か石でも無い…何か鉄の様な物が触れた様に感じた。「ん?」当たったそれを手に取る。それは何かの鍵だった大分錆び付いている。そしてその鍵は青い紐の様な長細い紐が括り付けられていた。その紐は何か案内をするかの様に先に伸び続けている
それを手繰る様に先へと進む。どんどん、どんどん進んで行く。そして気づくと眼の前にはあの師範の言っていた
「霞がかかった場所……これか師範が言ってた霞がかって先に進めないって言ってた所か。紐は…この先を示してる」
霞伸び中へと足を進めた。砂を歩いている様に感じない、もっと石畳を歩いている様なひんやりと感じる。
「霞が……これは!まるで近代文明だなこりゃ!いいねぇ」
目の前に広がる近未来的内装をした研究所があった
何処もかしこも苔が生え部品が散乱していたりと年月の経ち様を感じさせた。
「探索が捗るな〜スクショ、スクショ……色々と見てくか、先ずはこの資料から…」
机に置かれた一つの資料を手に取る。所々に虫食いの様な黒く滲んだ箇所がかなりある資料だった始めの一文を除き全く読めない程に
「九つの災害に付いて……?」
九つの災害、この言葉だけがはっきりと読めたその他の言葉はこうだ
◆九つの災害◆
我々■■は意■せず■末を知った。い■、■っ■■■たのだろ。かつて■■■■■■■■が海に沈■新たな■■を■見した様に。九つ■■害とそれ■■■■る■つ■■■は我々に同等の■きを感じさせた。
■■■―――……
これ以上先はずっとこの様に黒ずんで読めなかった
。まるで何かがこれを意図的に隠したように感じた
。資料をインベントリ内に放り込み探索へと戻る事にした。特にこの部屋には同じ様に黒ずんで良く読めない資料がかなりあった。どれもが同じ様に九つの厄災という単語を並べていた
「この研究所そもそも此処にある意味は何だ?何かから隠すため?まぁ、とにかくはこの単語だよなー
【九つの災害】これに何の意味が……」
研究所の壁に手を当てながら次の部屋へと進む。次の部屋へと足を踏み入れた…カチ…何かスイッチが押された
「カリス・スパルスノ鍵ヲ認証シマシタ」
九つの災害の資料はどっかで全だしします




