表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/17

火の粉は大ダメージだ

先程の行動でブタ野郎の動きが大体分かった。一つは突進の際の行動、これはかなり明白で顔を盾に変形しての突進。この攻撃モーションは立ち止まるから分かりやすい


「ブルルガアァアアア」


コレがその攻撃、盾にするのは股抜きをされない為だろう。しかし驚異的なスピードと圧でかなりしんどい。だが一直線上にしか走って来ないから避けやすい。猪突猛進って奴だ


そしてお次が。大豚が元の顔に戻る。これだ、何故元に戻す必要があるのかが重要だ。

肉をバターに浸けたのをバターを落とすぐらい重要だ。この際の突進は近づいた瞬間……に顔を瞬時に変形させる。だから、俺が避けたと思った攻撃が当たった理由だ。


そこ迄面倒な敵には見えないが一度喰らえば慣性もプラスでHPがゴッソリ減る。スキルも習得したての俺にとっては出来ることは剣で斬るか、避けるかの二択だ。まぁパリィも狙えば出来るだろうが耐久値がなぁ


「おいおい!ブタ野郎!こんがりと焼けてきたか?後もう少しでブタ野郎の丸焼きの完成だなー!」


どっかの漫画で読んだ超巨大トンカツを思い出す。

しかし…一番問題となるのはこの大豚の皮膚の硬さだ…。さっきは柔らかい口内を切ったから喰らってくれたが今は完全に…。大豚を見る、その形相は殺気を纏い狂った様にコチラへと走ってくる。


やはり舐めていた。この一年半俺はただひたすらツルハシを振るい続けてきた。運営の狂気加減は知っていた筈だ。だが、浮かれていた。

ろくに対策せず此処に来てしまった。だが、ゲーマーの端くれ最初のエリアボス位さっさと倒す。それぐらい出来なくては!


「スキルの確認何て見ただけだしな…全部使用して覚えるしか無いか」


プロウィリは基本的に職業に合ったスキルがレベル、又はレベルが上がる迄の軌跡に合わせ与えられる。そして、自身の扱う武器のスキルもだ。しかし、俺の職業スキルは基本的に無い、だけど短剣の熟練度と短剣のスキルは存在する


「一つ目!風切り!」


襲い来る大豚に斬撃があたる。毛と硬い皮膚に覆われた肉が露出する。

硬く中々ダメージが与えられない。急所が無ければ無理矢理作ればよい。


「よし!…後はあの部分を重点的にダメージを与えれば」


スキルによるダメージもそこ迄だが勝機は見えて来た。しかしこの大豚怯まねえな。


「ブルルルルアアァアアアア!!」


「まっず!カウンター!」


大豚の鼻と剣がぶつかる。紙一重でスキル【カウンター】が発動した。ダメージは多少反動で喰らったが発動しなかったらヤバかった。


「HPが非常に不味いな…残り3だぞ?」


ここまで来て薬草や回復薬の重要度を改めて実感した。後二つのスキルの一つ何て体力半分以上でしか使えなし。もしかしなくてもハリスがパーティーの一人と認識されてるのか?まぁどちらにしよキツイな。だが、風切りのリキャストタイムは終わったしあの傷口目掛けて使うだけだ


単調な動きだけの豚。丸焦げで体力もどうせ半分未満だ。次の突進で決着を着けてやるよ。


「カモン!豚さん走り出してみな!」


大豚はその言葉通りにコチラ目掛けて走り出す。カエデの読み通り大豚の体力は半分を下回り「風切り」を当てれば倒せる状態だった。しかし大豚の体は突如として燃え上がる。孤紅の短剣(ローヌシャルバ)が大豚へと与えた炎症は既に燃え尽きていた。いや、火種は残ってはいた。それが大豚の突進の速さと重なりもう一度燃え出したのだ


「へ?」


風切りが大豚へと当たる。それと同時に火の粉がカエデの体に降りかかる――…


「あーあ…きっつ!何で二戦目もしないといけないんだすかね?」


結果は降りかかった火の粉に当たりHPが無くなり大豚との戦いはドローとなった。現在二戦目を終えふと考える。この孤紅の短剣(ローヌシャルバ)とか言う短剣確かに強いが…うーん何か()何だよな。短剣がキランと光る


「まぁいいか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ