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第8章 家族

──それが、面会の条件だった。

「いい?場所は教えられない。ついて来てもらうだけ。それでいいなら……」

数日前の夜、あの戦闘の後にサラは静かに告げた。エリカは一度だけ逡巡し、うなずいた。罠であっても構わない。あの夜、ラゼルの中に確かに“あの力”を見たのだ。ならば、確かめるしかない。

──あれは、ただの偶然じゃない。

そして今。

エリカは管理局の制服ではなく、淡いグレーのパーカーと黒のスキニージーンズという私服姿で、都心から少し離れた無機質なオフィスビルの前に立っていた。施設の外観は、どこにでもある中小企業の本社ビルだ。看板もなく、外部からそれとわかる手がかりは一切ない。

「ここが、ノクスの協力会社ってやつ?」

「正確には“取引先の一つ”って言った方がいいかな。エリカちゃんみたいな立場の人が入るのは、当然初めてだよ」

サラはいつもの軽い調子で答えるが、その口元にはわずかな緊張の色があった。私服とはいえ、管理局に所属する者を内部に招き入れるリスクは、ノクスにとっても決して小さくない。

「でもまあ、信頼ってのは、少しずつ作っていくしかないからねぇ……。大丈夫だよ」

エリカはサラの言葉に小さくうなずくと、足元を確かめるように歩き出した。受付を抜け、セキュリティのゲートを通る。社員証の代わりに、サラが首から提げた端末でドアロックを解除していく。すれ違う人々はスーツ姿の会社員ばかり。だがその視線は一様に鋭く、無言のまま一瞬で値踏みするような圧を持っていた。

(ただの事務員じゃない……。ここで働く人間、全員が“何か”を背負ってる)

廊下を曲がると、ガラス張りの会議室越しに、何かの研究資料が広げられているのが見えた。シリウス能力の波形グラフ。光を変換する未知の装置。映し出された数字群には、管理局の研究でも見たことのない値が含まれていた。

「悪いけど、研究の内容は聞かれても答えられない。……そのへんは、立場の問題ってことで」

「わかっています。目的は……“彼”に会うことだけです」

エリカの声は平坦だったが、その瞳には、過去と向き合う覚悟があった。学生時代、暴走した自分を止めた男。そして──両親を失ったあと、自分を引き取ってくれた存在。

ヴァルデス。

彼の手によって、ラゼルにも自分の"あの時"と同じ力が与えられていた。

偶然ではない。……はずだ。

ならば、あの力の正体、そして自分の過去も──必ず、関わっている。

「ここ」

サラが止まったのは、廊下の一番奥にある会議室の扉の前だった。表札もなく、開けられたことすらないような無機質な金属扉。そばにある認証用の読み取り機にサラが端末をかざすと、機械的な解錠音が響き、中からひんやりとした空気が漏れ出した。

「……先に言っておくけど、ヴァルデスは優しい人だよ。でも、必要なら冷徹にも残忍にもなれる。ラゼルも私も……あの人のやり方には何度も助けられてきた」

「……忠告、ありがとうございます。それでも私は、あの人に聞かなきゃいけない。私自身のことでもあるから」

サラは小さく肩をすくめると、ノブを回して扉を開けた。

中は薄暗く、照明は天井のスポットライトだけ。会議室というにはあまりに殺風景で、壁も机も暗い灰色一色だ。だがその中央に、黒いコートを着た男がひとり──静かに、立っていた。

「……久しぶりだな、エリカ」

それは、エリカの記憶にある彼と同じ声音だった。低く、穏やかで、底の読めない静寂を抱えた声。

彼女の視線がゆっくりと、ヴァルデスの姿を捉える。

変わらないようで、何かが決定的に違う。

それは時間のせいだけではない。むしろ、彼が“目的のために変わった”ことを、直感で察した。

死んだはずの元"家族"との再会に、エリカの胸が、ひときわ強く脈打つ。

(ヴァルデス……あなたは、一体……)

声をかけようとしたその瞬間、ヴァルデスが静かに手を差し出す。

「さあ、まずは座ってくれ。話すべきことが、山ほどある」

――対話の時が、ようやく訪れようとしていた。

「……久しぶりだな、エリカ」

その声は、記憶と寸分違わぬものだった。だが、懐かしさよりも先に込み上げたのは、鋭く胸を刺す痛みだった。

エリカはゆっくりと、彼の目を見据える。何も言わず、ただ視線だけで感情を探る。ヴァルデスはその視線を正面から受け止め、微動だにしなかった。

差し出された椅子に腰を下ろしたのは、それから数秒後だった。無機質な会議室には似合わない柔らかな椅子の感触が腰を包むが、手足に力が入り、体が警戒を解こうとしない。

「……なんで、黙って姿を消したの?」

絞り出すような声だった。怒りというより、置き去りにされた寂しさが滲む。

「私が、どれだけ……絶望したか、わかってる?」

ヴァルデスは、ほんのわずか視線を逸らした。

「すまなかった。だが――あの時の君は、まだ幼すぎた。私は……君を巻き込みたくなかったんだ」

「巻き込みたくなかった?……あれだけの事故があったっていうのに?」

3年前、「とある大学校で学生の実験中に爆発事故が起きた」そう報道された事件。

――その真相はシリウス管理局管轄の専門員育成学校で、新入生のエリカ・ノヴァがシリウス能力の暴走を起こし、校舎を半壊、負傷者を多数だした事件。

「あれも、本当は今回のことに関係あるんでしょ……?」

――あの事故は自分のせいじゃない――

半ばそう願うように、うつむいたまま声を紡ぐ。

「……すまない」

たった一言の謝罪は、どんな言い訳よりも重く、暗に照らされた真実を伝える。

だが詳細を自らの口で語ろうとしないヴァルデスの姿が、エリカのその心に複雑な鎖を絡ませる。


数秒の沈黙。やがて、ヴァルデスをまっすぐ見つめ、エリカが口を開く。

「……ねえ、ラゼルが持ってた能力、“コード:亡霊(ゴースト)”。あれは、ヴァルデスが?」

問いかける声は柔らかく、それでいてまっすぐだった。

ヴァルデスはわずかに目を伏せ、黙って頷いた。

「やっぱり……」

エリカは小さく息をついた。心のどこかで、そうではないことを願っていたのかもしれない。

「……危険だって、分かってたんでしょ?あんな力、制御できるわけない。使うたびに……彼の身体が壊れていってた」

「分かっていたさ」

ヴァルデスの声には、迷いがなかった。

「だから、彼に選ばせた。使うかどうかは、彼の意志に委ねた」

「それって、本当に“選ばせた”って言えるの?」

エリカの声が、少しだけ鋭くなる。

「ラゼルのことはよく知らないけど……でも、あれだけ正義感の強い人なら、いつか誰かのために使うことくらい、簡単に想像できたんじゃない?」

ヴァルデスは言葉を返さなかった。けれど、その沈黙が、答えのように感じられた。

エリカは机の上に視線を落とし、あの戦闘の記憶を思い出す。

ラゼルが、あのとき――限界を超えて立ち上がった姿を。

「“シリウスの涙”が出たの。ラゼルの体から……。すごく綺麗で、見間違いかと思った。でも、違った。あれは……私が知ってるどんな能力でもなかった」

「……そうか」

「自然発生……じゃない。あれは……誰かが、意図して生み出した。多分ヴァルデス、だよね」

ヴァルデスは静かにうなずき、ゆっくりと語りだす。

「“コード:亡霊(ゴースト)”は、ただの能力増幅装置じゃない。もっと根本的に……“発現の質”を変える装置だ。彼の中にある力を、暴走に近いかたちで引き出す。限界を超えれば、その先に“特異点”が現れるかもしれない。私は、それを……確かめたかった」

「"特異点"……?」

エリカは短い疑問ともに怪訝な顔を向けた。

「そうだ。シリウス・エッセンスの局所集中励起によって発現するとされる"特異点"。今までは人工的に発現させることはかなわなかったが、特定の条件を揃えることにより、人工的に発現できる可能性が提示された。これが叶えば、我々人類は飛躍的に進化できる」

この人は昔からそうなのだ。具体的な説明もなく、自分の思いを押し付ける。初めから理解させる気なんてないんだ。この人は、行動がすべてだから。

「よくわからないけど、ラゼルならその”特異点”の発現が可能だと?」

「まだ、実証はできていない。ただ、彼の中に何かが眠っているのは確かだった」

エリカは口を閉じた。沈黙。けれど、その目はまっすぐ彼を見据えていた。

「……ラゼルのことを……“実験対象(モルモット)”にしたつもりなの?」

その言葉に、ヴァルデスはわずかに目を伏せた。

「……ああ。否定は、しない」

それは覚悟のある告白だった。

だがその直後、ヴァルデスは続けた。かすかに声を震わせながら。

「だが、私は……彼を見ていた。何度も、迷いながら、それでも前に進もうとする姿を。エリカ……私には、彼が“誰か”に似ているように思えた」

「……誰か?」

「……君の父親だよ」

エリカは目を見開いた。

「君の父親……ノヴァ博士もまた、限界まで自分を追い詰めて研究を続ける人だった。危ない橋を渡ることすらも、自分の研究のためなら躊躇わなかった」

ヴァルデスは言葉を選びながら続けた。

「私がいくら道徳を説いても、正義を語っても、彼は笑って受け流すだけで、その心には響かなかった」

その後に小さく聞こえた、今思えばそれもエリカのためだったのかもな。という言葉も、驚きで表情の固まったエリカの耳には届いていなかった。

「目的のためなら、多少の犠牲を許容する。それが彼のやり方だった。私は、その在り方をすべて肯定していたわけじゃない。だが、そのまっすぐに進む姿に私は、少し、憧れていた」

思いもよらぬ角度から語られた父親の影に、エリカはただ目を見開くばかりだった。

エリカの気持ちを汲んでか、ヴァルデスは再度俯き、数秒の沈黙が訪れる。

「……でも、ヴァルデス」

しんと静まり返った空気の中、エリカの声が再び落ちる。今度は、わずかに硬さを帯びていた。

「ノクスでやってることは、やろうとしてることは本当に正しいの?」

目を伏せていたその目が、ゆっくりとヴァルデスを射抜くように見上げる。

「"正しさ"なんてものは、勝者の美徳に過ぎない。今は管理局が"正義"として台頭しているから、私たちが間違っているように見えるだけだ」

ヴァルデスは続ける。

「私たちが勝利すれば、この世界は変わる。私たちがすべての能力者を理解し、その力を抑え込む。暴走の無い世界へと……変わるんだ。エリカも……いずれわかる」

「そうじゃない!」

いままで、落ち着いた様子だったエリカが、突然声を荒げる。

「誰が正義だとか、人類の進化だとか……そうやって、勝手に人を枠に押し込めて、全部あなたが正しさを決めて、それを選ぶ権利も無いなんて。そんなやり方、私……納得できない」

それは紛れもなく、エリカがヴァルデスに対し思っていることだった。あの時、エリカを置いて勝手にいなくなったことに対する不満。だが、真に、ヴァルデスのことを理解しているから出た言葉でもあった。

ヴァルデスの瞳が揺れる。エリカはヴァルデスを見ることなく続けた。

「力が暴走すれば、誰かが傷つく。それはわかってる。私だって、あのとき自分の力を抑えられなくて、友達を……たくさん、傷つけた。怖かった。自分が、私の能力が……怖かった」

拳を握る。爪が手のひらに食い込んでも気にせず、言葉を重ねる。

「でも、だからって。全部を押さえ込んで、怖いものには蓋をして……それで何か、変わるの?」

その問いは、ヴァルデスだけでなく、自分自身に向けたものだった。

「……お前は、優しすぎる」

ヴァルデスの声は、低く、静かだった。

「人は変われる。そう信じているのだろう? だが、それは"選ばれた者"だけだ。自ら向き合える者、責任を負える者だけが、ようやく手にできる可能性に過ぎん」

「それでも……」

「エリカ。お前の両親も、元々"善意"で研究を進めていた。だが、その先にあったのは、管理局の冷たい命令と、あの事故だ。人が善意で動くだけでは、他人の”悪意”に利用されるだけだと気づいた。だから、私は……“選ばせる”。力を持ち責任を負うか、力を失い管理されるかを」

ヴァルデスの言葉には、確かに理があった。エリカは黙ったまま、その信念を正面から受け止める。

「じゃあ、私がその“選ばれない側”だったら、あなたは見捨てた?」

「……見捨てたくなかった。だから、育てた。守った。力を……与えた」

「違う、それは私のためじゃない。ヴァルデスは……逃げたんだよ。私のことも、自分の罪からも……!」

声が張り詰めた。会議室に響いた音が、痛いほどに反響する。

沈黙。

「――すまない」

ようやく絞り出したヴァルデスの言葉は、どこまでも静かで、そして――無責任だった。

「だが、それでも私は、選ぶ。これが、私の信じる未来だ」

「……なら、私は、それに抗います」

そう答えたエリカの声は、今までの"家族"に向けたものではなく、"敵"に向けられたものだった。

その目は、かつての少女のものではなかった。怒りでも、憎しみでもない。ただ、まっすぐに、信じるものを貫く強さがあった。

「あなたに、私の生き方を否定させません。たとえそれが、私の育ての親であっても」

二人は椅子から立ち上がり、視線が正面から交わった。

「また会おう、エリカ。その時――お前がどれだけの意志を持つか、見せてくれ」

「……そっちこそ。逃げないで」

小さく、それでいて確かに、言い返す。それは、"家族"との再会で吐いた最後の言葉だった。

サラに合図が送られ、扉が開く。サラに促され、エリカが会議室を退出する間際、迷いを捨てた背中に、ヴァルデスは何も言わず視線を送った。

ドアが閉じる直前。誰にも聞こえぬよう、小さく呟く。

「……どうか、君が私を止められるほどの強さを持っていてくれ」


無機質な会議室の扉が静かに閉まり、廊下に出ると、待っていたであろうサラが話しかけてきた。

「どーだった?ヴァルデスとちゃんと話せた?これからは仲間?」

いつもの通りに、軽い調子で質問してくるサラを見ていると、直前までの緊張がほどけてくる。

「大丈夫です。でも、仲直りはできませんでした。だから……敵かもね」

ほんの少しだけいじわるをしてやろうと、サラに冗談まじりに微笑みかけると、思った以上の反応が返ってきた。

「ええっー!?やっとエリカちゃんとしがらみ無しに仲良くできると思ったのにぃ……」

そう言って、サラは廊下をエレベーターに向かって歩き出した。エリカもはぐれないよう後に続く。

となりで本当にさみしそうにしょぼくれるサラを見ていると、立場上は敵であることを忘れそうになる。

いや、本当は私の敵ではないのだ。私もサラも、個人的には何の恨みも敵意もない。それを”敵”たらしめるのは結局のところ、ノクスやシリウス管理局といった互いの組織でしかない。

「じゃあ、仲良くすればいいじゃないですか」

「え?」

真面目なエリカらしくない一言に、サラは一瞬驚いた表情を浮かべ、やがてぱああっと明るくなって両手で手をつかんできた。

「いいの!?じゃあ、友達!私、前からエリカちゃんのこと気になってたんだぁ!」

屈託なく喜ぶ顔を見て、エリカはほんの少しだけ、罪悪感に襲われた。すると

「じゃあ、あたしはまだ会社でやることあるから。またね!」

サラはそう一言だけいい残して、そそくさと奥の廊下に消えてしまった。

いつの間にか会社の受付に着いていたらしい。

会社の受付にひとり残されたエリカは、ヴァルデスとの会話を思い、暫くその場に立ち尽くしていた。

重たい沈黙が、背中にまとわりつく。

ヴァルデスの言葉。嘘。迷い。そして、確かに伝わったあの想い。

自分の足で向き合い、自分の言葉で選んだことだった。

それでも、胸の奥に残るのは――濃くて、痛い、家族の暖かさだった。

「……嫌いになんて、なれないじゃない」

かすれた声が、誰もいない廊下に落ちて消えた。

エリカは静かに歩き出す。

既に日も落ち、人気もなくなった入り口からビルの外へ出た瞬間――風が変わっていた。

夜風に交じる、わずかに熱を帯びた空気。微かに漂う焦げたような臭い。

(――煙?)

動物としての勘が警鐘を鳴らす。匂いのする方向へと視線を巡らせた次の瞬間。

「……!」

東の空に、黒い煙が立ち上っていた。

嫌な予感が背中を刺す。

その方角を、彼女の記憶がすぐに呼び起こす。

――ライアンが入院している、あの病院の方角。

「うそ……だめ……っ」

バッグを肩にかけ直す暇もなく、駆け出していた。

靴音が夜の街に響く。鼓動が、体の奥で騒ぎ出す。

(お願い、無事でいて――!)

走りながら手持ちの携帯端末を確認するが、めぼしい情報は来ていない。

道路に設置された街頭ニュースモニターには、緊急速報が流れ始めていた。


「【速報】都内の病院で爆発。関係者によると、数名の武装集団が施設内に侵入――」


誰かが叫ぶ。通行人が立ち止まり、スマホを掲げて動画を撮り始める。

けれど、今はそんなことはどうでもよかった。

ただ一つ。

「ライアン……!」

制服もなく、武器もない。だが、それでも。

行かなきゃ。

彼を守らなきゃ。

足は止まらない。

そしてその裏で、まだ知らぬ複数の影が、静かに蠢き始めていた。

夜の爆炎が、真っ黒な空を、紅く、照らしていた――。

どうも、クジャク公爵です。


第8章ですね。最近、ある漫画にはまりました。まだ半分も読んでないんですが、キャラクターが魅力的なんですよね。10年~20年くらい前の漫画なんですけど、勉強にさせてもらってます。

何が言いたいか?まあ純粋に楽しいものを共有したいだけです。結構有名なやつですよ?

滲み出す混濁の紋章 不遜なる狂気の器~ってのが出るやつです。

はい。脱線です。

え~本編の話は、ヴァルデスとエリカの対話がメインです。

二人とも結構頑固なので困るんですよね……。

次の話では新しいキャラがでてきますので楽しみにしてくださいね。さあ、敵味方どっちでしょう?


今回の作品もお楽しみいただけていれば、幸いです。

また次回、お会いしましょう。

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