奏斗くんはみんなのもの
来て下さってありがとうございます!
オリジナルのBL気味の作品です。
短いですが、よかったら見ていってください。
よろしくお願いいたします^^
「築島ちゃん!この作業もう終わったの!?」
「はい、もうだいぶ慣れました。次はアレいっときますね」
奏斗くんは、築島ちゃんと職場の人から呼ばれているらしい。
奏斗くんは最近、新人さんを任せられたりと大忙しだ。そんな、奏斗くんを見てか、直属の上司の鶴見さんはこう言った。
「少し休んどいでよ」
だがしかし。この休憩が思わぬ事の発端となろうとは、奏斗くんは知る由もなかった…!
───休憩所にて。
「築島ちゃーん!大変大変!」
「なんですか!?鶴見さん!!?」
奏斗くんは、鶴見さんが慌てているので、驚いて訊ねた。
鶴見さんは答えた。
「なんてね!驚いたでしょ!」
「はい?」
鶴見さんの言葉に奏斗くんの目は点になった。当然だけどね!
「いやぁ、今日はエイプリルフールだよー」
そう言って、鶴見さんは笑い出した。
「あ、そうでしたっけ?あはは、引っかかっちゃいましたよー、鶴見さん」
「あ!築島ちゃん、築島ちゃん!ズボン、ズボン!窓、窓!」
「へ???」
「あぁ、引っかかりませんよー、社会の窓がっていうのも、エイプリルフールで……」
「いや、違うね。もう、新人さんに笑われるよー?」
「なわけないですよねー」
「ほら、しめて!」
と、再三言っても聞かない奏斗くん。
そこで、鶴見さんは、もうすぐで休憩終わらした方がいいな、と思っていたところだったので、
「ちょっとこっちへ、きなさい!」
「はい!?」
鶴見さんは、奏斗くんの体を引き寄せました。
「な、!??」
奏斗くんは固まってしまった。でも、鶴見さんは、素早くズボンのチャックをあげました(奏斗くんの)。
「え、」
「だーかーらーー!これはエイプリルフールじゃないって!ほら、働く!もう15分経ったし!」
「ちょ、鶴見さん、もう!」
奏斗くんは赤くなりそうになった。でも、堪えて作業に戻ったのだった。
最後まで見て頂き、ありがとうございます^^
また、BL熱が再燃中ですので、見るのも書くのも頑張ります。
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