表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/15

異世界で僕は睡魔と眠りたい!

初投稿です


こんにちは、整井 まくらです。


皆様のお目汚しにならない様、精進します。


これからよろしくお願いします。


いやあ、それにしても連載小説って書くの難しいですね、(プロローグですけど)自分も良く読むのですがもう、凄いですよね語彙力というか想像力が!!自分もあんな風にとは行きませんが、後悔しないように頑張って行きます!!よろしくお願いします!

『…て! …きて!!! …起きて!!』


 そう呼びかける声が頭に響く。

 うるさいな、僕はまだ寝ていたいのに―――。


『起きてってば―――!!!』


 耳元でそう怒鳴られ流石に僕の意識は覚醒させられた。眠たげな瞼を無理矢理引き上げ紫紺の瞳を開き寝癖のついたボサボサとした、緑色の髪を掻きながら。そして、起きた僕の第一声はこうだ。


「くぁ…ぁ…んん、眠り足りないけど…よく寝た…なんだよ…人が気持ちよく寝ていたのに」


『何が、“気持ちよく寝てた”よ、

この“睡魔”フォルン様を前にして!!確かに私は人間を眠らせる妖精ではあるわ。でもこうも気持ちよく眠られると、私だってムカつくのよ!』


 フォルンと名乗った彼女は身長は約20cm程で、透き通る水色の瞳を持ち、白磁色の肌を百郡色の美しい布でその肌を隠している。背からはゴクラトリバネアゲハの様な形をした、夜を感じさせる美しい色の羽が羽ばたいている。

 その羽からは鱗粉が零れ落ち流れ星の様に、線香花火の様に淡く消えていく。なんとも言えない美しさだ。


 話は変わるが“睡魔”とは人間を眠らせる妖精…睡魔らしい。その羽から落ちる鱗粉は吸った者を“永遠の眠りに堕とす”そう伝わる妖精。世間体で言えば“邪妖精”だ。


「…で、その妖精様がなんの用だよ」


 返答を聞いて憤慨し奇声を挙げる彼女(フォルン)を無視して本題に入る。まあ言っている事はつまらなくて、眠くなるような物だが。


『なんで、アンタ、人間がこの森にいて妖精の大樹(ピクシー・ツリー)で眠っているのよ!あと、私が名乗ったのだから、アンタも名乗りなさい!』


 妖精の大樹(ピクシー・ツリー)とは簡単に言えばこの世に生まれる妖精の生まれる樹である。世界に数本しか生えないと言われる貴重な樹であり、切り倒すことは禁忌であるとされているらしい。


 嵐の様に現れてギャーギャー喚かれるのはこの上ない不快なんだが、それに勝手に喚いて名乗ったのはコイツ(フォルン)だぞ…なんで俺まで名乗らなきゃ行けないのかが分からない。

 だが、これ以上うるさくされては眠気も無くなり眠れなくなってしまう仕方ないから名乗ってやろうと思う。


「―――僕は、スロウス・イズフォルテ、人間だ」


 関係の無い話ではあるが、僕はこの世界の本当の意味では住民ではない。転生者なのだ――

この小説を読んでくださった皆様、大変ありがとうございます。


良ければいいねと、感想を書いて次回をお待ちください!

皆様のいいねと感想が私のガソリンとなりますので、今後ともよろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ