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第一話:最初の奇跡
初めまして、作者のレアといいます。
基本的、この小説は【性的】、【BL】などでは
ありません。
もしこの小説を読んで不快になったりする方も、
いると思いますが、作者は責任をとれません。
また、「私の実話と似ている」という面に関しましても、
これはあくまでもレアのオリジナルです。
苦情等は、この小説が完結するまで、してからも一切
受け付けません。
「もう少しこういうところが欲しい!」という意見に
関しては、参考にさせていただきます。
物も、喋っている相手の姿も見ることの出来ない、
不思議な世界。
でも、パソコンだから、何でも言える。
日に日にその人と打ち解けあって、悪いことも、良いことも、全て受け止めれるような、
そんな仲になった。
それから、その人に恋心を抱き始めた。
その人が、一番間近にいることを、全く知らずに。
恋心は、その人と話すたびに、だんだん大きくなって、張り裂けそうになった。
気持ちを伝えられずに、その人との別れがいつしか訪れてしまう。
そんなことは分かっていたのに。
また何も言えずに、私はそのまま、ずっと成長しないままだった。