うろな中学教師事件(仮) 対策本部
『うろな町の教育を考える会業務日誌』の事件を警察署から作ってみました。
「なにうろな中学校の先生の事件の犯人、嫁の親父さんだって?」
「そうです。署長」
「うむ、それでどうした。」
「はい、身内の問題という事で事件にはしませんでした。」
「まあ、身内の事件は特に、こういった事件は裁判をしても被害者が協力が出来ない。しかも今は裁判員裁判、有罪は難しいだろう。」
「はい。他にも被害があった方もいますが一応『許す』という事で、事故という事で処理しました。」
「うん、わかった。」
「今は先生と義親父さんは面会しています。」
「しかし親父さんとは初対面で嫁さんの家族に結婚の許可を受けていないはず。」
「はい。よくわかりますね?」
「まあ、うろな町の有名な夫婦だからな。」
「それもそうですね。では、失礼します。」
「署長、大変です」
「どうした?」
「はいうろな中学先生事件ですがどうも決闘をするとか」
「詳しく話せ」
「はい」
「…という事です。」
「わかった。ひとまず監視をつけよう。」
「しかし我が刑事課は人数の関係で難しいですけど」
「大丈夫、公安係に頼むから」
「公安ですか?」
「ああ、その為の公安だ」
「わかりました。宜しくお願いします。では失礼します。」
「うむ…」
電話を取り
「公安係長、頼みごとがある」
『はい、何ですか?』
「うろな中学事件の…」
『はい、わかりました。』
「宜しく」




