生とバザー②
「どうしたんですか?先生?」
「いや、何でもない。」
まさか清水先生がいるとは。しかも梅原先生がいるとは。でも考えたらお姉ちゃんのは話では『教育を考える会』?の連絡員?だっけ。普通学校の先生は治安や噂などをされない為あまりイベントに参加したくない先生が多いはずだけど2人は平気なのかな?連絡員だからかな?しかも町長と一緒とは怪しい。そういえば、役場にスパイがいたとか?うーん、清水先生が送りこんだかのか?どうなんだろう。
「先生?大丈夫ですか?大丈夫でしたら、お店回りませんか?」
「ええ、行きましょう。」
「やっぱりバザーだけあって安いのが多いですね。」
「そうね。美味しい食べ物も多いし。」
「やっぱりなんかあるんですね?やっぱり別行動のほうがいいですね?」
「うん、ごめんね」
「いえ、いいです。では。」
やっぱり清水の馬鹿野郎
しかし恋をしたのは姉で告白をしていないのも姉。
モテる人を好きになったのも姉。
結局姉が悪いんだけど人間というのは原因になった人を責める事が多い。
何故ならば自分が悪くない、問題になった人が悪いんだ。だからこうなったという事で責める事が多い。
しかしやっぱり悪いのは本人である。
今回は清水先生が直接の原因だけど悪くなく悪いのは姉。というより、清水先生は今回の事はわかんないだろ。
やっぱり姉が悪い。
自分も全く関係ない。関係あるのは姉だけである。解決できるのは姉だけである。
という事で姉が頑張ってもらうしかない。
以上。