生とバザー①
一部借りました。いろいろと
「うろな町のバザーは盛り上がっていて良いですね。」
「こら、動かすのは口ではなく手を動かす」
「はいはい由香里」
「はいは、一回。」
「はい由香里先生」
「まったく。」
「クス、由香里先生と生先生て本当に仲がいいんですね。」
「まあ、昔からの友達だし。」
「僕は中学からの途中で単身で米国に行ったけど」
「そうそう、中学の時『面白い事を探しに僕アメリカに行く。』と言ったから大人になってから行くのかと思っていたらすぐ米国に行ったもんね。」
「そうそう、そしたら何故かとび級で20歳で大学院を卒業し今や北海道の准教授になれたけど」
「そうそう、凄いよね。さて生とB班は休憩ですね。」
「では、行ってきます。」
「生先生、一緒に行ってもいいんですか?」
「いいよ~」
「そういえば、由香里先生の陸上の指導はどう?」
「ええ、厳しいですけどやっぱり指導は凄いです。」
「しかし陸上部の資金かぜきの為にバザーで焼きそばを作るなんて大変だよね。」
「いえ、それよりも生先生お手伝い有り難うございます。」
「それよりも焼きそばは焼きそばだけど餡掛け焼きそばにしようとしたのはどこのどいつだい。」
「それは生先生だって聞いてますよ?」
「……だよね。」
『萌に彼氏だって……』
あれ、誰か喧嘩しているな。
「あれは町長とスーパーの店員と後は、梅原先生先生そして清水先生。そして…」
「清水先生だって」
『ん、誰か清水先生の名を』
「先生声が大きいです。ひとまずこちらへ。」
「ええ」
あれが清水先生……