前へ目次 次へ PR 51/98 心の枯渇 私は心という虚ろな画用紙に、携帯というパレットと筆を使い、言葉という絵の具で色を塗り、詩や物語というモノを描いていく。 しかし、私の画用紙は油が染み込み、絵の具を全て弾いていく。 画用紙からはみ出た絵の具は、魂という空虚の中に飲み込まれ、涙という雫になる。 私の画用紙は、いつから油が染み付いたのだろう。これでは、パレットを握っても筆を握っても、私は何も描けない。 ただ雫が落ちるだけ。 ただ、涙を流すだけ…。