表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/98

操り人形

 僕達は生きている。

 この地の上で生きている。

 この地の上で、がむしゃらに生きている。

 私達は生きている。

 この地の上で生きている。

 この地の上で、がむしゃらに生きている。


 でも…それが、かりそめの命だったら…。

 本当の命で無かったら…。


 人は人に似せて人形を作った。

 人形は話さない。

 人形は自ら動かない。

 でも、僕達私達が人形だったとしたら…。

 誰かに似せて創られた存在だとしたら…。

 自分で話しているつもりで、話していなかったら…。

 

 人形も自分で動かない。

 誰かに動かしてもらって、誰かに話しているかのようにしてもらう。

 僕達私達も、また誰かに操られているだけだとしたら…。

 自分で考え、行動し、結果を出しているつもりでも、誰かに操られているだけだとしたら…。


 感情も、考えも、思いも、行動も、接触も、全て誰かに操られているとしたら…。

 僕達は何なのだろう?

 私達は何なのだろう?


 そんな悲しい感情が、時折芽生える。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ