『徹底抗戦』の【HAPPY】忠誠と庇護【END】まで・その3
どうも、私です!
拙作「『人の書』〜エルドラド建国記〜」を、お読みいただき、ありがとうございます。
まだの人は、ブラウザバックして、読んできてください。
また、このブログ風の本編解説風『言い訳』エッセイにも反応いただき、嬉しい限りです。
さて、ここからはネタバレがありますので、注意してお読みください。
『女王様』は『滅びの運命』に『徹底抗戦』することを選びます。
ですが、立ち塞がるのは『もう一つの悲劇』です。
それと、真っ向から対峙すれば、どちらかが傷付く……
大抵『女王様』が傷付きます。ツヨイヨ、冥界の女王
『サトゥルヌス』が【絶対神級】に至り、『時間』と『運命』の権能が融合して『歴史改変』できるようになる……
と、『女王様』は考えますが、実際は似て非なるものです。
これまでは『時間』を司る権能で『タイムリープ』しても、『タイムリープ』先の『運命』に干渉できるだけの『信仰の力』が足りないから、『経験を追体験』するに留まっていました。
【絶対神級】となって、『タイムリープ』先の『運命』に干渉できるようになりましたが、それは『歴史改変』ではなく、新しい『世界線(平行世界)』を作る能力でした。
捉え方によりますが、ちょっとだけ違うのです。
つまり『アルテミスと領地経営していた世界線(運命改変編)』は、
・異常気象で天災級の大不作になる。
・異常気象を退けるも『王国』の全騎士団が『クロノシア侯爵領』に攻めてくる。
・全騎士団を返り討ちにしたら、ハーデスが死亡し、冥界の女王によるアンデッドの騎士団が攻めてくる。
という『滅びの運命』となっているのです。
これを打破するために『女王様』は、何度も『タイムリープ』することになります。
そうしてる内に、気付きます。この権能は『歴史改変』ではない、と。
そして、試行錯誤を経て『因果律』ならぬ、『運命律』という、独自の哲学を創り出します。
完全なる、私の造語のつもりです。
もしかしたら、相応しい語句や『因果律』の定義に当てはまるかも知れません。
『運命律』について、
・過去は変えられない。その時点から『世界線(平行世界)』が増えるだけ。
・未来を覗き見ると、その結果で確定してしまう。『千里眼』を権能で再現すると、生命の危機があるのは『未来を全て構築するに等しい』から。
・『世界線(平行世界)』の結果に、未来が収束していく。この性質を使って『滅びの運命』から脱出した。
このようなルールを設けました。
うーん。自分で作っておいて何ですが、積極的に使いたくないですね。
ごめんなさい。やっぱり長くなってしまいました。また次回。
本編である「『人の書〜エルドラド建国記』」は、不定期投稿が続くと思いますが、どうか気長に見守っていただけたら幸いです。
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