表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/80

ハンバーグ

 「隊長……隊長は誰のものでもなかったのに……ムカつく」と指をがりがり噛む爪と舌うちが誰もいない部屋で響く 口からは鉄の味がする音がした 眼鏡が暗闇の中で光る 少女はそうぶつぶつと言いながら

一人で歩く


                        *

                        *

                        *

(けん)は、起きると正義中毒男がいないことにほっとしていると、食事が置いてある

物珍しいものではなくゼリーとかではなく、普通のハンバーグ定食だった

鼻をかすめる匂いにどこか懐かしく感じていると……



「食べていいぞ~」とラフな正義中毒な男が歯磨きをしながら、しなやかな上半身裸で出てくる。

口の周りに歯磨き粉を付けながらいる男に「げっー」っと思うのは俺くらいだろう



早く元の世界に戻りたい……でも奇病だと言われている俺に戻るところがあるのかと、目が回りそうな速さで思考が回る



何も言わず、押し黙っていると口に無理やり突っ込まれる

ソースが口の周りにペタペタと張り付く


「毒なんて入ってない 俺がそんなせこいことすると思われてるなんて心外だな」と頭をポリポリっとかっく


「そもそも、手錠されてたら食べれないし、外せ」というと

「あぁ、そうだった。じゃ俺が食べさしてやろうか」とニマニマしてくる男に

「いらない、絶対食べない」というと

「はぁ、しかたないな、冗談が通じないな」といいながら外す

足のは、どうやら外す気はないようだ

ずっと見られるのはイヤだが、こいつは正義に以上にこだわっているようだから……確かにせこいことはしないだろうと思いながら、食べる



味は、悔しいけどうまかった 俺たちのところの料理は薄味だから、こんな味が濃くておいしのは初めてだった


「みんな、ここでの食事はこうなのか?」と疑問に思う食事同じなら文化も近いかもしれないと思ったからだ


「いいや、こんな原始的な食べ物を食べているのは俺たちだけだ。ほかは完全色でサプリメント一錠で済んでいる……食事の楽しさを知らないなんてかわいそうな奴らだよ 食事時間を取るくらいなら知識を吸収するのにつかってるのが普通だ」と、


「スプーンを返せ」と隠そうとしたことがバレた手で渡す

「フォークは危ないと思ったけどスプーンでも本当に油断できないね、君は」

「それより、俺をどうする気だ」と話題を変える。なぜなら、男の目が笑ってなかった「まず君には、ここの生活になれてもらう。それから後のことはおいおい話す」というと

口をゆすぎに行ったみたいだ水の音がする


俺はここで、どうすればいい……

何が目的なんだ

知っている人が誰もいない世界はまるで、砂鉄の中にいるみたいだ 黒く何も見えないのに何かに引っ張られていくような

どこからか、キューインキューインと不気味な機械の音がした気がした






                                                                

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ