おいしい獲物
※誤字脱字を直しました
起きると手のしびれを感じながら腕をあげるとカタカタと重さとともに音が鳴る。健は、侑斗との思い出を探られたことを、思い出して……。
腹からせりあがてくる吐き気を抑えられず、吐くのを見た瞬間汚いものを見るかのようにしながら喉を、詰まらせないように顔を、横に向けられる。
けほけほとせき込みながら、睨みつけると手を顔に擦り付けると手袋を捨てる。
「汚いですね……。弱すぎます。本当にかわいそうなくらい無様ですね」という
その男は、左右対称の整った顔をしている。
うっそりとした顔をしながら、健の頬を触る。
この男に、不気味さを感じていると……。
顔を、触れるなと思い、顔をそむける。
「いいんですか?そんな反抗的な態度をして……。そういえば、あなたの大切な人は、侑……」その声を、握りつぶしたいと思いながら、叫ぶ。
「あいつには手を出すな」と健は知らない、そんな対応をすればするほど、喜び、興味を持つことを……。
「さぁ、今日はあなたの命日になるかもしれないんですから……
出力は低くしときましたが、まぁ、あなたなら死にはしないでしょう。おそらく」というと、昨日見た装置がそこには、あった。
「お前たちは、何なんだ!早く帰らせろ」と俺は焦っていた。
ここがどこなのかもわからない。数日前までは、奇病と言われ、薬漬けにされていたから、頭が回らない。それを知ってか知らずか、この男は、俺を追い込んでくる
いつもなら、もっと考えられるのに……侑斗、お前が無事にいてくれれば……。
せめて、侑斗に転移などせず、奇病と言われようとも生きててほしいと思うのは、俺の身勝手なのだろうか?
「なにか、考え事ですか?まぁ、想像はつきますが……そんな余裕すぐになくなりますよ。
普段はこんなことはしないのですが、死にますから。
我々は、なんと慈悲深いのでしょう」と言い俺の口に、無理やりマウスピースを入れる。画面からパチパチと音が鳴り響く、異様な雰囲気に包まれていた。
それを、舌で押し出そうとするとものすごい力で、押し入れてくる。無駄な抵抗だと、俺はわかっているが、抵抗しなければ、こいつの言っている通りになりそうで怖いのだ。
「我々は、あなたの事が気に入りました。なるべく死なないように……
そしておいしく、頂いてあげますね。光栄に思いなさい」
「う~んう~ん」とうなっていると、たいそうその姿に喜んでいるのか。まるで目は、横にした三日月のように、ニッーと思い切り細くなっている。美しさはそこにはなかった、
あったのは、ジャンキーな顔をしている男だった
これから始まる、拷問のような日々が……。
健が、繋がれる機械の上の、キューブがキューンキューンと不気味になっていったのだった




