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月姫

作者: 秋葉竹




《愛って書いて(君の名)と読むよ》


ゆび伸ばし

綺麗な冬の空の月

触れて「大好き、姫さま」と泣く






《月の光があたたかいんだよ、ね》


透きとおる

あの月光は冷ややかに

みえているだけでやさしいんだよ?




《泪こらえて、月の湖をみる》


さみしくて

月の湖を見てた目で

見えない君のまぼろしを見る





《泪こらえて、愛を忘れる》


震える声

冷たい風が刺さるから

せめてあなたを忘れさせてよ






《小さな星が、いっぱい煌めく》


星の白

降る雪よりも咲く花の

吐息よりただ真白に煌めく






《氷の街で、震えている夜》


冬空を

金魚が流星みたいに泳ぐ

キラキラ星座の名前も知らずに












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