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タイムスリップ会社  作者: りな小説家の卵
7/8

7話 回復

美しい花が、私の目の前を通り抜けていった。

呼吸をする度に、良い香りがする。

「レナ殿!」

藤吉郎君の声。いつもと同じ、明るい声。

「まだまだこれからでありますぞ!毒などで倒れてはいけませぬ!」

毒?ああ、私、毒にやられて死んだのね。

誰かしら?トモキかな。

「レナ殿、レナ殿、レナ殿。」

藤吉郎君の声がだんだん社長の声になってきた。

「レナっ!!」

私の視界は一瞬で病院の個室に切り替わった。

「レナ、犯人が分かった。トモキの妹・ミナだ。トモキは出仕停止、ミナはクビにしといた。」

「そうですか。」

「もう退院できるらしいが、依頼が来ている。引き受けてくれるか?」

「かまいません。」

「依頼人は最上義光。駒姫を助けてほしいと言っておる。会って、うまくごまかせ。」

「はい。」

駒姫は、豊臣秀次の失脚にともない、命を落とした悲劇の主人公。

「分かりました。」

カプセルに入った。

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