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1話 アインシュタイン
タイムスリップ。それは、アインシュタインによって、可能ではないものとされている。しかし、私がつとめている会社は、タイムスリップをする事を仕事としている。だから、毎日毎日、タイムスリップをくりかえしている。
「レナ。」
「何ですか?」
「タイムスリップの要請が来た」
「次はどこにタイムスリップするんですか?」
「桶狭間だ。」
「そうですか。」
違う部屋に行くと、大きなカプセルの中へ入った。全身がきみどり色の液体に包み込まれる。社長がコントローラーの画面をぽちぽちしている。
「くれぐれも、歴史を変えないように注意しろ。」
「分かっています」
だんだん、意識がうすれていった。