表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

僕から見える君たちのものがたり。

作者: 七瀬
掲載日:2017/12/26

僕はお母さんのお腹の中いた。

たくさんいる兄弟の5番目に産まれた僕。

でも、気が付くと僕は何処かの家の子になっていた。

その家の家族はおばあちゃん、おじいちゃん、お父さん、お母さん

と小さな男の子。

僕はその小さな男の子と物凄く仲が良かった。

男の子の名前は、みつおだけど?...家族には 『みつ』と呼ばれていた。

僕の名前は 『よいち』家族のみんなは僕をそう呼ぶ。

たまにね? 僕はお母さんや兄弟に会いたいと強く思う時があるんだけど...?

きっともう会えないんだろうと思っている。

今は、ここにいるみんなが僕の家族だ。

僕の事を、物凄く可愛がってくれる。

特におばあちゃんのお膝は天国だ!

日向ぼっこも出来て僕はおばあちゃんの膝の上で丸くなってスヤスヤ。

気持ちがいいんだよ。

優しい家族と......? そうそうみつがね? どんどん大きくなっている。

この家に来た頃は、僕とたいして変わらなかったのに......。

いつの間にか? 僕より大きくなっている。

でも、中身は変わってない。

僕といる時のみつは喧嘩もするしじゃれたり甘えたりいろいろお話もするんだよ。

変わらず仲がいい。




...でもある時、お父さんとお母さんが喧嘩をしてお父さんが帰って来なくなった。

みつは、毎日泣いていた。

僕はよく理解できていなかったけど......?

お父さんとお母さん...仲直り出来なかったんだろうな。

それだけはわかったよ。

だから、みつが泣いていたんだろうな。


僕はただただみつの傍にいた。

どんな時も、何時もみつの傍にいた。

でも、みつがどんどん大きくなっていくとこの家に帰って来なくなった。

今度は、お母さんが泣いていた。

おじいちゃんもおばあちゃんも何も言わなかったけど......?

物凄く心配していたと思う。

僕にはわかるんだ。



そのうちね? おじいちゃんが亡くなった。

1年後におばあちゃんがおじいちゃんの後を追うように亡くなった。


この家には、気が付けば僕とお母さんしか居なくなっていた。

お母さんは弱々しくなっていた。




それから突然、みつが家に帰ってきた。自分の家族を連れてね。

みつの奥さんとふたりの息子。


また家の中が賑やかになったよ。

僕はもうおじいちゃん猫さんになってしまったけど.....。

今がとっても幸せだな。




















最後までお読みいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 紆余曲折ありつつも、終わりは心がほっこりする話でした。 [気になる点] 猫はみつを探しには行かなかったのでしょうか。 [一言] 描写の薄さは猫の記憶容量にリンクさせていたのでしょうか。それ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ