日常
「起...き……い ……起き…………い ……――――――― 」
うーん、何か聞こえるグゥ
「おーきーろー!」
「うわああっ!!」
な、なんだ?
「お前ほんと全然起きないよな。こっちはお前を起こすのに一苦労だわ。」
そう言ってやれやれとしているのは俺の幼馴染兼親友の優桜土だ。
「てかもう俺は登校するぞ。」
俺はその言葉を聞きつい反射して言ってしまった。
「いや...行かないで...。」
そう言って上目遣いをする。
「はー……少しだけだそ。あと男のお前がやっても可愛くないぞ。」
「いいもーん。可愛くなくても傍にいられるだけで僕は嬉しいのだから。」
僕こと九羅 沙優は名前とその容姿でいじめられ絶賛引き篭もり中である。そして僕に優しくしてくれる優桜土は僕と似たような境遇を体験してるのに全然屈してないそれどころか跳ね返していた。それを見て優桜土は強いなー僕とは違うなーと思っているし、憧れを懐いた
「はいはい、俺も嬉しい嬉しい。」
「むー……はい、と嬉しい、は1回だけでいいから!」
はー今日も優桜土はカッコイイなー僕もこんな容姿だったらもっといい日々を過ごせたのかな...いや、もっと僕が強かだったら良かったのかな......でもどんなに足掻いても僕じゃ無理だったのかもこんな弱い僕じゃ......
「...おい、大丈夫か?」
「えっ...あっ、うん大丈夫だよ。」
「よし、じゃあ行ってくるわ。」
さすがにこれ以上居てもらうと優桜土に悪いね
「...うん...いってらっしゃい。気をつけてね」
「おう」