現実は非情であるが故に...
次くらいで永遠亭編は終わります。
ちゃんとした感じで終わらせてやりたいと思います。
霊夢「やっと出番ね。」
ゆくひめ「ごめんね。」
蓮は負けた...
「なんでわざと負けたりなんかしたのよ...」
輝夜が悲しげな目で見てくる。
(蓮、お前なんでわざと負けたんだよ。)
あのスペカを普通に使えば勝ててたのだ。効果は弾幕の攻撃対象を入れ替えるというもの。
しかし、蓮はわざと輝夜の精神を操り、攻撃対象を狂わせたのだ。
「別に負けるのに理由なんかいらないだろ?」
(お前の勝手な真似で俺まで巻き込むなよ!)
てっきり蓮のことだから勝つかと思えばこのありさまだ。
ああ、俺ここで終わりか...と思っていたが、輝夜はいっこうに動かない。
「私...は...」
目には涙が浮かんでいた。
...駿にはどういうことかつかめなかったが、蓮は悟ったように淡々と話す。
「命なんて俺たちにとっては...儚いものなんだよ。」
輝夜はキッと睨み付け、目を赤くしながら叫んだ。
「私は今まで生きてきて死ぬ姿を見てきた!死ねないから、何度も何度も!死にたくないって叫んで死ぬ人だって!...なのに...そんなこと...」
きっと、辛かったのだろうか。現実から目を背けて生きようとしてたのだろうか...
そんなことを漂わせるこの空気、大嫌いだ。
「なら現実から目を背けるな。」
蓮、お前...分かってやってたのか?
「お前が死なないなら俺も死なないから。」
蓬莱の薬をごくっと飲んだ。
...ん?蓬莱の薬?
「やっぱり不味い。」
...
「「何やってんの!?」」
何、馬鹿なの!しかも不味いってなんだよ!てか、それどこで手に入れた!
「永遠亭の薬剤を探ってたらいかにも危険そうなやつあったから持ってきた。」
ちょっと何馬鹿なことしてくれてんの!
「いやぁ、でもこれは改良されてないやつだからせいぜい500年くらいだと思うから。大丈夫、500年なんて多分あっという間だ。」
絶句...
こうして輝夜を巻き込んだ命懸けの戦いは何事もなかった(訳もなく)終わった。
「あんたうちの薬を勝手に持ち出したってことはよほどの覚悟を持ってるからでしょ?んん!?」
永琳さん、俺じゃなくて蓮がやりました!
...なんて言っても、信じてはくれないだろう。
あのあと、蓮は疲れたと言ってまた眠った。なんて自由奔放なやつなんだよ。真面目被ったアホかよ...。
しかも、能力の酷使は避けろと言われてたのにガンガン使ったからこれまた厳しく怒られた。
蓬莱の薬(未完成版)だったため、寿命の方はそこまで心配するほどではないとのこと。そして、
「薬の実験体として何度か手伝う」という約束で事は許された。
「あんた馬鹿じゃない?」
輝夜さん、俺じゃなくて蓮ですって...なんて言っても(ry 。
しかし、蓮のおかげ(?)で輝夜の心情を聞くことができたのだ。そこはさすがと言ったところ。
「それでさ、これからお前はどうする?このままニートまっしぐらな生活続けちゃう?」
これは本人のやる気次第なところだ。
「私は...あんたに免じてやってあげなくもないけど...」
顔を背けながら小さく呟く。
ほうほう、なかなか可愛いじゃないか。
「何じろじろみてんのよ!」
「おぅ、すみません...」
思わず敬語。やっぱり姫様は伊達じゃない。まあしかしやってくれると誓ったので問題はなさそうだ。
「そういえば、あんたの命のこと忘れてたわ。」
「...」
すぅぅ...
「何逃げようとしてるの?」
がっしりと首を掴まれ、動きが取れない。
たしかに負けたけど、あれは俺じゃなくて蓮だし...俺関係ないし!
「まあ、私をあそこまで追い詰めたんだから、そうね...1ヶ月私の召し使いとして仕える事を要求しようかしら?」
「あら、こんなところにいたの?」
げっ、永琳さんじゃないですか!
「早速で悪いけど、この新薬の実験体になってくれないかしら?」
「その...いかにも怪しいその薬の効果は...」
「大丈夫、ちょっと記憶が飛ぶかもしれないけど、その代わりに幼少期の姿に戻れるわよ☆」
「そんなのやだぁぁぁぁあああ!!!!」
永遠亭に悲痛な叫びが響き、駿の入院は1ヶ月伸びた...。
蓬莱の薬は本来は禁薬なので永遠亭にはないと思いますが、過去のいざこざを忘れないために保管されている物を盗んだようです。蓮はアホなのかもしれない?
蓮「いたって真面目だ。じゃあな。」
ゆくひめ「えっ、それだけ?いやさ、もうちょい尺の事を考えて」
蓮「zzz...」
ゆくひめ「...尺を稼ぐために少し雑談しますね。おそらくこれを投稿するのは24日になると思います。(編集時18日)
その頃はおそらくテスト期間となってるので、小説の方は自粛という形をとります。金神龍を読んでこっちのコラボもはやく見たいなという物好きな方には申し訳ないですが、テストが終わるまでは待っててください。ちょくちょく編集はするので、少しははやく出せると思いますが。6月に投稿する予定ですので、それまではゆっくりと過ごしてくれると助かります。それでは!」
蓮「それではぁ...zzz...」




