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東方存在歴  作者: ゆくひめ
白玉桜~修行編~
31/58

風邪と頭痛に霊夢さん

白玉桜の前あたりのはなし。

テスト期間クオリティだから許してください。

「すごく頭痛い。」

「いま永琳からもらったから、おとなしく寝なさい。」

幻想郷ではここ数日、大寒波が押し寄せ、雪が降っていた。

その結果、屋根に雪が積もり、水のはっているところは天然のスケート場となり、子供たちが遊んでいる。

「すごく萎えるわ...何で風邪引いたんだろう。」

「それはあんたが雪かきしてる時に滑り落ちて、二時間も寝てたからでしょ。」

「記憶がない...てか、早く気づけよ。」

「普通に気づかなかったのよ。」

俺の存在感ぇ...

どうしようもなく、ただ布団の中に潜っている。

やることないかな...本当に暇なんだけど。

「こら、やることないからって起き上がらないの!」

なんかお見通しだったらしい。

誰か来てくれないかな?

今頃、みんなも雪かきしてるのかな?

子供たちは氷の上で滑ってるのかな?

そんな想像ばかりが頭の上をよぎる。

「パーフェクトフリーズ!」

縁側のほうが氷でおおわれる。まさか、この声は!

「ふふん、あたいったらさいきょーね!」

「でやがったよ、この⑨が...」

何でこんな時にくるのか...相手にならないっていうのに...

そういうと、チルノは氷の一部を割って、俺のところに来た。

「早くよくなってね!」

「俺のおでこを低温やけどさせる気まんまんじゃねーか。」

誰が直に冷やそうとしてやがる。...でも、

「わざわざありがとうな。」

「さいきょーのあたいならこれくらい楽勝だから!」


「んで、この氷はどうするのかしら?」

あのやろう...氷が大量に残ってんじゃねーか!

しかも、かなりの範囲だから相当でかいし...

「かき氷にするとかかな?」

「ちょっと頭を冷やそうねぇ♪」

このあと、めちゃくちゃ氷づけにされた。

ちなみに、風邪はこの4日後に治ったそうです。

チルノちゃんが駿のところに行く前

「実はな、今日は駿なんだが風邪引いたらしいから、代わりに私が授業をする。」

「先生、風邪って何ですか?」 

「体調が悪くなることだ。風邪引いた時はしっかりと体を温めて、頭を冷やすんだぞ!」

「あたいなら冷やすくらい完璧!」

「お、おい、チルノ!授業を受けなさい!」

チルノはそのまま博霊神社に向かった。


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