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東方存在歴  作者: ゆくひめ
白玉桜~修行編~
30/58

白玉桜で(その2)

やっと本編だなぁ。

まあ、ゆっくり読んでいってね♪

本編に行く前に一言。

「めちゃくちゃ気まずい。」

蓮君も同感している。

「モフモフ~♪」

...このままだと白玉桜につかないし...仕方ない。

「普通に話しかけるか」

それは気まずいんですよ?

俺だって、女の子にデリカシー無さすぎとか思われたくないし...

だけど、命がなくなるわけではないし...ねぇ?


「あの~」

女の子はビクッとなる。

「白玉桜ってところに行きたいんです...け..ど!」

いきなり刀の一振りが目の前を横切る。

「白玉桜に...ですね。」

あれ~、さっきと変わって、殺気だってる。

さっきだけに。

「とか、冗談かましてる場合じゃない!」

あれはなんとかギリギリ当たってなかったけど、こんなの当たったら死んでしまう!

「あなたのような怪しい人を入れるわけにはいかないので、

素直にお引き取りください!」

「紫さんに特訓しろと言われて来たんだよ!」

「では、私がしてあげましょう。とりあえず、辱しめを受けた私の責任をとってください!」

「勘違いする言い方するな!」

「問答無用!」

また刀で一閃してきた。

これは仕方ない。蓮君お願いだ。

「甘やかすつもりはないんだが...」

~change ~

「ふっ!」

刀の一閃を手で受け止める。


...つぅ~っと血が手から流れる。

あれ、やばくね?

「とりあえず、あんたの刀を取ったし、切るのはやめろ。」

「私はもう一つ刀を持ってますよ♪」

「それなら平等に戦えるな!」


おお、なんかすごい!

刀が触れる度に火花が飛び散る。

両者に隙がなく、どちらが勝ってもおかしくない。

しかし...

「うっ!」

傷のせいか、刀が手から落ちる。

あぁ、俺もこれまでなんだね。

「いや、ここで使うしかない!」

心符、slow my world !

唱えたと同時に、時間は止まる。



そして、時は動き、決着がついた。


「あぁ、お前に内緒で咲夜さんの技を真似してみた。」

「これどういう原理でとまるんだよ...」

「思い込みを現実にしただけだよ?」

相変わらずのチートぶりな蓮君だった。

ゆくひめの、これであなたもぼっち脱出!

存在と精神で自分を解き放とうのコーナーだ~!

「で、このコーナーでなにやるの?」

「霊夢さんと駿や蓮の技を解説するコーナーです!

まず、今日使った心符、slow my world 」

「咲夜の技の劣化した感じかしらね。」

「でも、これはなかなか使えるのでは?」

「近距離ならね。でも、ある程度離れていたら技に当たらないし、遠距離なんかに弱いと思うわ。」

「なるほど、近距離だと強いんですか。

では、ここで駿と蓮に何か一言お願いします!」

「!?(そんなの台本に無かったわよ!)

...えっと...そんなに無理しちゃダメ..だからね?」


終わり。

次回はない(確信)

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