白玉桜で(その2)
やっと本編だなぁ。
まあ、ゆっくり読んでいってね♪
本編に行く前に一言。
「めちゃくちゃ気まずい。」
蓮君も同感している。
「モフモフ~♪」
...このままだと白玉桜につかないし...仕方ない。
「普通に話しかけるか」
それは気まずいんですよ?
俺だって、女の子にデリカシー無さすぎとか思われたくないし...
だけど、命がなくなるわけではないし...ねぇ?
「あの~」
女の子はビクッとなる。
「白玉桜ってところに行きたいんです...け..ど!」
いきなり刀の一振りが目の前を横切る。
「白玉桜に...ですね。」
あれ~、さっきと変わって、殺気だってる。
さっきだけに。
「とか、冗談かましてる場合じゃない!」
あれはなんとかギリギリ当たってなかったけど、こんなの当たったら死んでしまう!
「あなたのような怪しい人を入れるわけにはいかないので、
素直にお引き取りください!」
「紫さんに特訓しろと言われて来たんだよ!」
「では、私がしてあげましょう。とりあえず、辱しめを受けた私の責任をとってください!」
「勘違いする言い方するな!」
「問答無用!」
また刀で一閃してきた。
これは仕方ない。蓮君お願いだ。
「甘やかすつもりはないんだが...」
~change ~
「ふっ!」
刀の一閃を手で受け止める。
...つぅ~っと血が手から流れる。
あれ、やばくね?
「とりあえず、あんたの刀を取ったし、切るのはやめろ。」
「私はもう一つ刀を持ってますよ♪」
「それなら平等に戦えるな!」
おお、なんかすごい!
刀が触れる度に火花が飛び散る。
両者に隙がなく、どちらが勝ってもおかしくない。
しかし...
「うっ!」
傷のせいか、刀が手から落ちる。
あぁ、俺もこれまでなんだね。
「いや、ここで使うしかない!」
心符、slow my world !
唱えたと同時に、時間は止まる。
そして、時は動き、決着がついた。
「あぁ、お前に内緒で咲夜さんの技を真似してみた。」
「これどういう原理でとまるんだよ...」
「思い込みを現実にしただけだよ?」
相変わらずのチートぶりな蓮君だった。
ゆくひめの、これであなたもぼっち脱出!
存在と精神で自分を解き放とうのコーナーだ~!
「で、このコーナーでなにやるの?」
「霊夢さんと駿や蓮の技を解説するコーナーです!
まず、今日使った心符、slow my world 」
「咲夜の技の劣化した感じかしらね。」
「でも、これはなかなか使えるのでは?」
「近距離ならね。でも、ある程度離れていたら技に当たらないし、遠距離なんかに弱いと思うわ。」
「なるほど、近距離だと強いんですか。
では、ここで駿と蓮に何か一言お願いします!」
「!?(そんなの台本に無かったわよ!)
...えっと...そんなに無理しちゃダメ..だからね?」
終わり。
次回はない(確信)




