女の恨みは底知れない
女性は少し苦手です。でも、ホモじゃないです。
だからといってホモを否定しませんけどね。
ゆっくり読んでくださるとうれしいです。
無事に貞操を守り抜かれた駿です。
「蓮君のおかげで助かったわ」
まあ、あのあとSAN値削られて全然蓮が反応してないんだけど...
それはさておき、博霊神社までの道のりをたどっています。なんでこうも迷ったんだか...
「博霊神社に私も用事があるからね♪」
あら、なんか楽しげなわりにはちょっと恐い何かがあるんですけど...
「いつものことだし、魔理沙がいるわよね♪」
女性の恨みは底知れない怖さがあると思います。
あれのことについて説明して、調べたらやっぱり魔理沙だったからね。そりゃ恨まれるよな。
「あんなに美味しいキノコくれたんだから、お礼をしなきゃ♪」
今のアリスさんはメチャクチャ恐いです。
~博霊神社~
「霊夢、ただいま。」
「ただいまじゃないでしょ!遅いから心配したわよ。」
服が少し汚れている。たぶん、さっきまで探してたのかもしれない。
「ごめん...」
「無事ならいいわ。」
とりあえず、駿はアリスに助けてもらったことを伝えた。
「アリス、駿が迷惑かけたわね」
「そんなことより、魔理沙は来てない?」
やっぱり魔理沙のことを恨んでるな。
「今日はまだ来てないけど。」
「まだ来てないのね」
「お礼と言ってはなんだけど、そこでお茶でも飲んで行って。」
「いいの?それではお言葉に甘えて。」
「駿、用意お願いね。」
「了解。」
アリスに助けてもらったんだし、これくらいはしないとだめだよな。
疲れた足を動かしてお茶の用意に向かう駿。
「お茶の用意できたぞー」
「ありがとう」
向こうから何かが飛んで来るのが見える。
「このタイミングでくるのね...」
ああ、タイミング悪いです。こういう感じで修羅場が起こるんですね、分かりません。
「霊夢、遊びに来たぜ。おっ、アリスもいるな。」
「丁度良かったわ。魔理沙に用事があったの。」
「うん、どうしたんだ?」
「これなんだけど...」
「ああ、このキノコは厄介だったな。たしか...」
「興奮の作用だったわよね。」
「たしかそうだったな。」
「これがお礼に食べてと言われてもらったキノコの中に入ってたんだけど♪」
「...」スカッ
「箒はここだ。」
存在消して 取っておきました。
気づかれずに取れて良かったです。
「私の大事な箒を返してくれ!」
「箒の前にやることあるでしょ♪」
アリスさん、今メチャクチャ恐いです。
このあと、魔理沙はアリスに一時間程講義されて、うなだれていました。
「駿~、お前が箒取るから逃げられなかったじゃないか~」
「あんなキノコ渡したお前が悪いだろ。」
「なんだと~」
もう一言一言に迫力がないです。怖くない。
「くそ~、こうなったら弾幕で勝負するぞ~」
「あーはいはい...えっ?」
これは説教中の話です。
アリス「さーて、まだまだ講義を続けるわよ♪」
駿「まだあれやってんのか...」
霊夢「そうみたいね。」
駿「そういえば、作業はもうほとんど終わったから、あとは霊夢に頼んだやつなんだけど...」
霊夢「無難に饅頭とかつくるわ。簡単につくれるし。」
駿「これで参拝客が増えるといいな。」
霊夢「駿が頑張ってやったんだから、大丈夫よ。」
駿「そうだといいな。」
紫「いい雰囲気じゃない♪」
駿「誰かと思えばあんたですか。」
霊夢「お茶なら自分で用意してね」
紫「そこまで冷たくしなくてもいいじゃない(涙)」
駿「口が悪かった。ごめん。」
紫「後書きが長くなりそうだから、次かその次くらいに来るわね。」
霊夢「なんだったのかしら。」
アリス「次にこのキノコの効果についてですが...」
魔理沙「まだ講義するのかよ...」