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東方存在歴  作者: ゆくひめ
紅魔館編
17/58

もう一人の自分(その3)

過去話はある程度触れる程度にしときます。

あれはいつだったか。俺が幼い頃だった。

案の定というのもあれだけど、育ての親に罵られていた。

お前の親はろくでなしで、くずなのだと言われ続けた。

それに対して、一度だけ反抗したことがある。

「俺はそうやって人を馬鹿にする人は嫌いだ!」

その一言で、あいつは激怒した。

所詮、俺なんかの言葉なんてと思ってたのに...

それから、体の至るところが傷つけられ、包丁を持ってきて脅された。その時だった。

自分が何をしていたのか分からないけど、その日以来、あいつが親を罵ることはなくなった。


僕の中のもう一人の僕。蓮との出逢いだったと思う。


簡潔にいうと...二重人格ってやつだ。

俺が危ない時、蓮が助けてくれた。俺にとっての家族みたいなものだった。


でも、最近は全然そういうのがなかったのに...

いきなり出てくるのには驚いた。しかもなんか強いし。

まあ、詳しい話はまたいつかにしよう...それよりも...

「ここはどこでしょう?」

いや、知らねえよ。

こんな夜、ましてやさっき襲われたばかり。

妖怪が襲って来たらひとたまりもない。

「こんな夜に何をしてるのかしら?」

...前言撤回。女に襲われてみたいな。

「襲ったりしないわよ。」

なんかさっきもそうだったけど、心よまれすぎでしょ。

「もうこんなに暗いし、あなたみたいな人が神社まで行こうなんて、死ぬわよ?」

「えっ、そんなにやばいの?」

さすがに軽率だったか...

けっこう強くなったって思ってたのにな...

「もう暗いから、うちに来なさい。」

「えっ、いいの?」

こんな女の子とひとつ屋根のした...

「シャーン」「ハーイ」

...ありのまま今起こったことを話すぜ。

少し不純なことを考えた。そしたら人形がしゃべりながら俺に視線を向けた。何を言ってるのか(ry

「あなたが変なことをするからよ。」

「そういえば、あなたは?」

短い金髪の髪の毛が揺れる。こちらを向いて、彼女は言う。

「あたしはアリス・マーガトロイド。魔法使いよ。」




駿「アリス...可愛いな」

ゆくひめ「そうだね」

霊夢「あんた達何してるの?」

駿・ゆくひめ「男同士の秘密ってやつだ。」

蓮「...はぁ」


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