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東方存在歴  作者: ゆくひめ
紅魔館編
16/58

もう一人の自分(その2)

今回、少しエッチな言葉が含まれています。

それでもいい方は読んでいってね。

それは唐突だった。

駿は背後から近づく妖力の存在に気付き、うしろを向く。

しかし、既に遅かった。駿は絡まれた。

そう...触手に。

「ちょっと待て、触手。」

「アア、ナンダ?」

「普通、これは女の子が襲われて、そのあと凌辱されるのが定番だろ!なんで男の俺を襲うんだ!」

「オマエ、ソンナシュミアッタノカ。ヒクワー...」

触手に引かれる男、姫野 駿。

「っていうわけで、俺を離して女の子を...」

「バカジャネエノ?」

触手に馬鹿にされる。

「オマエヲコノママトリコンデヤルンダヨ!」

「はは、何いってんだよ。」

そう言って、霊夢にもらった札を...

「下半身に触れたいのに、触れられない!」

下半身から取り込まれてます。ヒクワー。

「ダッテシカタナイダロ。」

心を読まれました。触手に。

こうなったら、スペルカードを...

「力が...出ないとか...」

もう打つ手なしだ。このまま取り込まれるのか...

「ヨウヤクアキラメタカ、マッタク...」

「うるせえよ。」

触手が一瞬緩む。そのすきに駿(?)は抜ける。

「あーあ、服ベトベトじゃねーか。ふざけんなよ」

今までとは雰囲気が違う。

陽気で、ちょっとぬけてる感じの駿ではなかった。

「オマエハナンナンダ!」

触手はその声を轟かせる。

無理もない。妖力でもない、何か違う力を持っている駿(?)だから。

「もうめんどくせんだよ」

そう言って、触手に触れる。

「アア、アア、アアアアアァァァア!!!!!」

触手は悶える。そして、

「ダズケデクレョ...」

消えていった。

こっちの俺はあまり出ないようにしてたんだけどな。

心の中にいる駿に答える。

仕方ないだろう、あの状況下なんだし。

ははは、それもそうだよな。

開き直るのかよ...

まあ、どうしても困ったときは俺がいくから。

ああ、任せたよ。(れん)

そう言って、駿は戻る。

てか、蓮にこんな力あったのか...知らんかったわ。

まだ得体のしれないその能力に不安を寄せつつ、

作業を進めた。

蓮「初登場でこれはやり過ぎでしょ」

ゆくひめ「駿の体で言われてもなぁ...」

駿「仕方ないだろう、こういう状態なんだし...」

ゆくひめ「まあ、それはおいといて」

駿「?」

ゆくひめ「触手は素晴らしいと思わないか?」

駿「ああ、素晴らしいよな!」


~二時間後~

蓮「お前らとんでもない変態だよ!」

ゆくひめ「それを聞いてるお前も変態だよ!」

駿「そうだぞ、蓮!」

蓮「どうしてこうなった...」

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