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東方存在歴  作者: ゆくひめ
紅魔館編
11/58

紅魔館にて、その3

1000pv いきました(仮)。

これからもよろしくお願いいたします。

「あなた、誰?」

「僕は駿っていうんだ。最近来た外来人。」

一応、自己紹介したけど、急に来た人だからか、

やっぱり、少し怖がらせちゃったかな。なんかちょっと警戒されてるし...

「お兄さんはどうしてここに来たの?」

「ここの人から招待されたんだ。それで、図書館から戻る途中で迷っちゃって...」

一応、経緯は話したし、道を教えてもらおうかな...









「お兄さん、次はこれ読んでほしいな♪」

どうしてこうなった...

わからない文字を教えてほしいと言われて、それから色々やってたら、俺が読み聞かせするという流れになった。

だって仕方ないじゃん!こんな可愛い子から断る選択肢なんて選べないよ!

「そういえば、君の名前は?」

「あたしはフランドール・スカーレット。フランでいいよ。それよりも、早く読んでほしいな♪」

足をパタパタさせて、楽しそうにしている。

しかし、どうしようか。霊夢に伝えたいけど、この子の頼みも断れないし...。

まぁ、とりあえず、この子が落ち着くまで読んであげよう。







「そして、みんな幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし。」

「お兄さん、本読むのも飽きちゃった。何かおもしろいことしよう。」

どうしよう、あれからまったく進歩しない。

「それじゃあ、おままごとしようか」

「おままごとって?」

「人形とかを使って、家族や友達のようにして遊ぶものなんだ。」

フランは少し悲しそうな目でこちらをみて呟いた。

「...ねぇ、お兄さんは私の友達なの?」

なんでだろうか...誰かに似ている気がした。

「僕は...フランちゃんと友達になりたいかな。」

「本当に?」

「だって、こんなに可愛い子だし、断る理由なんてないじゃないか。」

「...フランね、いつも一人ぼっちだったの。今は魔理沙のおかげでみんなと一緒だけど。」

...ああ、そうか。この子は前の僕みたいだったんだ。

「僕も、いつも一人ぼっちだったんだ。」

「お兄さんも?」

「うん、でもね、今は霊夢と一緒に居て、とても楽しいんだ。...金にうるさいけどね。」

「そうなんだ。」

「だから、僕もフランちゃんと友達になりたいな。」

フランはためらいなく、僕に言った。

「うん、いいよ。」

幻想郷にきて、僕はしっかり友達を作れた。

それがとても嬉しかった。涙が頬をつたう。

「お兄さん、泣き虫なんだね。」

フランに笑われた。涙なんて、そうそう出さないんだけど...

「ねぇ、もっとあそb...」

フランが倒れた。

「フラン、大丈夫か!?」

「...zzz」

眠っただけらしい。友達と遊ぶのが楽しかったんだろうな。

とりあえず、ベッドに運んであげた...はいいけど、

「服...掴まれたままだな。」

どうしよう、起こすのもかわいそうだし、無理にとると破れそうだ。どうしよう。

「考えるのも、疲れちゃうよ...」

そういって、駿は眠ってしまった。





霊夢たち...

「パチュリーたちも片付け終わったって言うのに、駿はどこに行ったのよ」

霊夢が文句を言う。

「まさかだけど、フランの部屋だったりしないわよね」

「ですがお嬢様、他の部屋もみて回ったので、あとは妹様の部屋しかないかと...」

駿...壊されたりしてなければいいけど...

「あの馬鹿。余計な心配ばっかりかけて...」

「フラン、入るわよ。」


駿はベッドでフランと寝ていた。

...フランの太ももに頭をのせて。




あとはご想像にお任せします♪

ゆくひめ「ここに吊るしてるのはいったい...」

霊夢・レミリア・咲夜「あら、聞きたいかしら?」

ゆくひめ「...遠慮しときます。」

フラン「んん、おはよう、お姉さま。」

レミリア「おはよう、フラン。」

フラン「あれ、お兄さんは?」

ゆくひめ「しらないでいいこともあるんだよ、フランちゃん。」

フラン「みんなお兄さんどこにいるか知ってるの?」

一同「あいつは...いいヤツだったよ」

フラン「?」

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