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はじまり、はじまり

普通さ、思わないじゃない。

や、思ったとしても起こるわけないじゃない。

あり得ないでしょう。


「というわけで、お前には今すぐ!一分一秒無駄にすることなく!・・・その贅肉をとってもらう!」



目の前で至極真面目にむちゃくちゃなことを叫んでる、男。

その後ろで今にも爆笑しそうなほどに顔が歪んでぷるぷる震えてる、男。

その隣で手を頭にあて、いかにも呆れたと言わんばかりにため息をつく、女。


そして、叫ばれて指をさされて、ただただ、呆然とする、・・・私。




ナニコレナンナノワケワカンナイ。


とりあえず、卒倒しても、いいよね?

王道が書きたい一心で見切り発車です。主人公の奮闘ともども、どうぞ生温かく、見守ってください。

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