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グレーテルと悪魔の契約  作者: りきやん
恋の自覚

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5-12. 【閑話】グレーテルの手紙

マルタ、シーベルへ


お久しぶりです。グレーテルです。

二人とも元気にしていますか?


私は今、訳あって、エルゼリヒトを旅しています。ルミアという宝石の街に行ったり、地底湖を見たり、ローレライへの音楽奉納を鑑賞したりしました。

自分が住んでた国なのに、知らないことばっかりで、びっくりしています。


マルタはきっと、ルミアの街が気に入ると思います。街のいろんなところに、天使の涙という宝石が飾ってあって、全部がキラキラしてました。

あと、はじめて金属製のアクセサリーを見ました。お店の人が親切にも、試着させてくれたんですが、とても素敵で、自分が自分じゃないように見えました。


そして、二人に伝えたいことが、二つあります。


一つ目は、お母さんの行方の手掛かりを見つけました。だから、私は、安否を確かめに行くつもりです。もう、お母さんがいなくなってから、二年も経ってるし、どうなるか分からないけど、良い方向に向かうように、どうか二人も祈ってください。


二つ目は、ミルゼンハイムに帰ったら、紹介したい人がいます。今、一緒に旅をしていて、お母さんを探すのも協力してくれてる人です。

私の話を聞いてくれて、受け止めてくれる、優しい人です。たまに、意地悪なこともあるけど。でも、大好きな人です。


みんなで仲良くできるといいな。二人とも、また会える日を楽しみにしています。


グレーテルより

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ルフナ大賞一次選考通過!(通過率3%)
魔法使いと私
完結済の師弟もの甘々ラブコメファンタジーです。
よろしくお願いします〜!
by りきやん

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