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初代大統領 ブルネン・ルプロイ(1)
初代大統領ブルネン・ルプロイはラッツィ王国カナヤ州サヤ市に農家の息子として産まれた。
4人兄弟の末で、食べるものもない状況だった。4人の内、2人は栄養失調で亡くなった。
そんな中、ルプロイは成り上がるため早くも
勉強に興味を持ち、貧困の中まともに学校へ
行けない時も、本を手放さず勉強を欠かさなかった。
同じ農村の中にある学校には、
後に革命の仲間となるシャルス・ダーマレとサーメット・サーミマがいた。
彼らは貧困に苦しみながらも読んだ本の感想を語り合ったりして、知識を深めたという。