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あっ、これ最強だわ  作者: 白銀次
第二章 イクシルベニア侯爵領
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グリフォン再来

 今日の前書きはちょっと長いので流し読み推奨です。




 ぐだぐだぐだぐだと投稿してまいりましたが、初投稿から二年が経ちました。まあ、半年投稿していなかった時もありましたし、今回の投稿も二か月ぶりなので執筆活動期間は一年にも満たないとは思いますけどね。二年前からずっと見てくださっている方っているのでしょうか?半年空けた時に完全に閲覧者は総替わりしてしまったかもしれませんね。

 今まではその場その場でなんとなく思いついた内容を書いてきました。ここにそれっぽい伏線入れたら後から面白くなるかもとか、学園に行くというのは最初全く考えていなかったですし、なんとなく暗殺者を仲間に入れたいと思ってイクシルベニア侯爵の暗殺を計画させるための隣領の設定を思いつきで書いたりと、その日書きたいものをその日に決めて書くという何とも無謀な書き方をしておりました。そのせいで物語の終着点を考えていなかったためなかなか執筆のモチベが上がらなくて投稿期間が開くという最悪の結果になっていましたね。私自身自分の閲覧している作品が未完でエタってしまうのはとても気持ち悪く感じるのでエタることはなかったのがこの作品にとって不幸中の幸いかもしれません。さて、長々と話しましたが、この二か月で物語の終わり方はちゃんと考えてまいりました。完結までの道中はまだぼんやりとしか考えていませんが、完結に向かって伏線を張ったり、登場人物を考えたりと、今まであっちこっちばらついていた物語を一本の道にできるように頑張っていこうと思います。勿論適当に張った伏線にもちゃんと設定とストーリーをつけて回収していく予定です。完結までお付き合いいただけると幸いです。まあ、まだ全然終わりませんけどね。まだ学園にすら入ってないですし。あ、別に設定考えるために二か月休んだわけではないです。ただのモチベ不足のさぼりです。今日からはとりあえず1000ポイント行くまで頑張って毎日投稿しようかと...前科が大量なので期待せずに更新をお待ちください。


 では、本編どうぞ。

 綾人は、再びシュベルク草原にやってきた。


 「うん、何も変わらないな」


 強いて言うならば、前に綾人が地形破壊した所の草が若干密度が薄いくらいだろうか、とはいえ地形破壊から三ヶ月ほど経っているのでほとんど分からないくらいになっている。


 「さて、少し体を動かすか」


 まずは軽くランニングしてみる。


 うん、自動車なんて目じゃないくらいのスピードだ。イメージでは常人の軽いランニングを意識していたのだが、地球の人間がどれだけ全力でダッシュしようと達せない域で走っていた。


 「結構重症だなぁ」


 綾人は困ったと頭をぽりぽり掻く。


 「とにかく慣れるしかないか...」


 そう安易な結論で思考を止めた時、とてつもなく大きな気配が近づいてきていることに気づいた。


 「なっ!?」


 気配もとてつもないが、何よりそのスピードだ。ジェット機など比ではないほどのスピードで気配が近づいてくる。


 綾人のレベルアップで格段に向上した感知能力が警鐘をガンガンと鳴らしている。


 ()()()()()()()()()


 姿を見るまでもなくそのことを綾人は悟った。ならば『転移』で逃げればいいが、ここはシュベルク草原だ。リルクの街が近く、放っておけば街にどんな被害が出るか分からない。


 「とりあえず様子を見てみるしかないか...」


 数秒と経たずに気配の正体はこの場に現れるだろう。気配は障害物をよけながら移動している様子もないので恐らく空を飛んでいるのだろう。そして、向かう方向はこちらに一直線。目的は綾人だろうか。


 五秒ほどで気配の正体が見えてきた。


 「あれは...グリフォン!?」


 しかし、でかさが前倒した個体の比じゃない。


 「『鑑定』!」


 綾人は即座に鑑定を行使するが、


 「なっ!『鑑定』がはじかれた!?俺よりレベルが高いのか!」


 『鑑定』が通じずにあたふたしている綾人をよそにグリフォンはさらに接近してきて、ついには綾人の頭上までたどり着き、止まった。どうやらやはり綾人に用があるらしい。


 「戦意は無いのか...?」


 頭上から綾人を見下ろすグリフォンから戦意は全く感じられなかった。


 すると、グリフォンが降下してきた。その巨大な翼が起こす風はすさまじく、グリフォンを中心に草原の草たちが薙ぎ倒れていく。


 そして、ついにその巨体が地面に降り立った。降り立ってなおグリフォンは目の前の綾人を見据えるだけで何もアクションは起こさない。


 綾人も警戒しながらグリフォンを見据え続ける。


 数秒の沈黙。


 それを破ったのは鈴の音のような焦った美しい声だった。


 「主殿!無事か!?」


 「レイ」


 ただ短く名前を呼んだだけではあったが、その声には安堵の色が深く刻まれていた。


 「主殿から『念話』が届いたから来てみれば、なるほどあれほど焦った『念話』を送ってくるわけだ」


 綾人は、自分が勝てないと判断した瞬間にレイストを『念話』で読んでいたのだ。


 そして、到着したレイストも今だ沈黙を貫いているグリフォンに目を向ける。すると少しだけグリフォンの体が強張った。恐らく『魔眼』を行使したのだろう。


 「ふむ」


 「レイ?」


 レイストが『魔眼』を使ったことを感じ取った綾人がレイストに結果を求める目を向ける。すろとレイストは、


 「心配するな主殿、恐らく敵ではないだろう。というか...おい、お主喋れるであろう」


 「へ?」


 『なるほど今代の魔王か、流石と言ったところだろうか』


 「へ!?」


 「貴様に評価を言われる筋合いなどないわ」


 綾人の頭が突然喋り始めたグリフォンの現実に追いつけないでいるとレイストが不機嫌そうにグリフォンに返答する。


 『確かにそうであるな。争いに来たわけではないから矛を収めてほしい』


 「別にこの程度で攻撃したりせんわ」


 『そなたから怒りを感じるのは我の気のせいであろうか』


 「怒ってはいる。主殿を怯えさせたことにな」


 「いや、あの、別に怯えてたわけじゃ...」


 『確かに怯えさせてしまった。申し訳ない』


 「え、いや...」


 「ふむ、素直に謝れるとは感心だグリフォンにとって人間は下等生物であろうに。よし、許そう」


 「あ、うん、もう大丈夫です。はい」


 綾人の意見を微塵も通す気のない会話に綾人は諦め、弱弱しく返事をする。


 「して、グリフォンよお主は何故ここにきたのだ?」


 「ちょ、ちょっと待ってくれ。その前にまず、なんでグリフォンが喋れるんだ?」


 「ん?高位の魔物の中でもさらに長寿でレベルの高い魔物は喋れる。このグリフォンはそれに該当するだけだ」


 「だけって...そんなサラッと説明されても...」


 綾人はグリフォンに目を向ける。


 『いかにも、我は500年ほど生きているグリフォンである。此度の来訪の故は最近このあたりで若造の気配が一つ消滅してな、様子を見に来たのだ』


 それを聞いた瞬間綾人は体中から冷や汗が噴き出した。


 「そ、そうなのか」


 「どうした?主殿」


 「べ、別に何もないが?」


 ジトっとグリフォンがその目を綾人に向けてくる。


 『...もしや()()()()が始末されましたか?』


 「「あなた様?」」


 見事にハモった。グリフォンの言っていることは図星であったがそれ以上に気になることが多すぎる。


 「なんでそんな呼び方なんだ?それに敬語になってるし」


 綾人の頭の上に?が大量に浮かび上がる。レイストも同じのようだ。

 ブックマークや評価、感想をしていただけるとモチベに繋がります。してやってもいいだろうという方はぜひお願いします。

 本当は今回で2章終わらせるつもりだったのですがこのまま書くとちょっと長くなりそうだったので切りました。2章が終わったら一度人物紹介やジョブ、スキルの解説を挟むつもりです。


 ミカゲ「レイスト様、なんだかアヤト様に過保護になっていらっしゃいますか?」


レイスト「む?そうか?」


 ミカゲ「はい、アヤト様が怯えたから怒るだなんてとても過保護らしい行動かと」


レイスト「言われてみればそうかもしれんな...まあ、それくらい主殿を大切に思うようになったということだ。悪いことでは無かろう」


 ミカゲ「確かにそうですね。...私のことはどうなんですか?」


レイスト「ん?大切に決まっておろう?愛弟子だぞ?」


 ミカゲ「あ、はい、そうですか/////」

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