表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あっ、これ最強だわ  作者: 白銀次
第二章 イクシルベニア侯爵領
64/76

次女様のお茶会3

 昨日考えていた今日のストーリーの内容を寝たら忘れてしまっていて、いざ書こうとなったときにストーリーが全く出てこず焦り倒した今日この頃です。


 では、本編どうぞ。

 「あなたが参加するのが決まってから、その日はいなかった他のご令嬢方にも声を掛けて回ったの、皆ませたお年頃だからね。集まった人数は見てのとおりよ」


 「なるほど、だから今日はこんなに人数が...」


 「そういうことよ。まさかピア様が何の説明もなくあなたを参加させていたとは思わなかったわ」


 そういいながらセトラスは再びピアにジト目を向ける。


 「うう...」


 なにか反論したい気持ちがうなり声として出てはいるのだが返す言葉が見つからないのだろう、うなるだけになってしまっている。


 「さて、もう説明は十分かしら?」


 「あ、はいありがとうございました。...あのう」


 「まさかあなたのためにここまでご令嬢が集まったというのに今更お茶会から抜けるだなんていわないわよね?」


 先読みされた...


 話を聞く限りめんどくさいことこの上なさそうだったので断りを入れようかと思った綾人だったが、セトラスのほうが一枚上手だったようだ。


 「はい...」


 綾人は大人しく抵抗をやめ、お茶会への参加が決定した。


 ああ、ご令嬢方の目が爛々と輝いている...。大変そうだな。


 と、お茶会が始まる前からあきらめた顔をして他人事のように一人嘯く綾人だった。




 そのあとは言うまでもなく質問の嵐だった。身長や体重などの身体的特徴は言うまでもなく、肌や、髪の艶めきから化粧水や乳液は何を使っているのかだとか、シャンプーやリンスは何をだとか、綾人が特に気にもしていないことを聞いてくるので対応に困ってしまった。シャンプーやリンスは従者用の大浴場に備え付けてあるものを使っているし化粧水や乳液に関しては使ってすらいない。


 そして、綾人も飛んでくるであろうと思っていた質問が飛んできた。


 「アヤトさんはどこご出身なのですか?オッドアイはたまに生まれることはあってもこの王国内では銀髪の方なんて見たことがありません」


 質問してきたのはノワール子爵家令嬢のミハネ・ノワールだ。彼女は黒髪で、日本人っぽい顔立ちをしている。名前もそうだが異常なところが多いため訳ありだろうと一目見た時から綾人は思っていた。


 さて、これを説明するには必ず記憶喪失の話をする必要がある。何故なら自分がどこ出身かなんて知らないから。まったく、あの駄女神め、転生体の情報ぐらい教えてくれていてもいいだろうに。


 まあ、正直余計なことを喋るつもりはない。喋ってやる義理も義務もない。


 「ミハネ様もこの王国内では中々みない髪色をしていらっしゃいますよね。どこご出身なのですか?」


 おそらく彼女が聞かれたくない質問であろうと予想して返した返答だが、やはり予想は的中していたようだ。


 「えっと...」


 言葉に詰まってしまうミハネを綾人が静かに眺めていると、ミハネの隣に座っていた令嬢が声を上げた。


 「アヤトさん、質問を質問で返すのは少々失礼ではなくって?」


 彼女はバレン子爵家令嬢のヨルノ・バレンだ。ミハネとヨルノはかなり仲がいいのだろう。お茶会の中でもそういう雰囲気を見せることが何度かあった。今もヨルノはミハネに気遣うような視線を向けているし。彼女は訳ありの訳知りなのだろう。


 「確かにそうですね。ミハネ様、ご無礼を働きましたお許しください」


 「い、いえ構いませんけど...」


 「先ほどのご質問にお答えさせていただきたいところなのですが、私もあなたと同じように少し訳ありなのです。返答を控えさせていただきたいのですが...」


 「あ、そうだったんですね。ごめんなさい」


 質問してきたのがミハネでよかったかもしれない。彼女も訳ありだっただけにそっちに話を持っていきやすかった。


 綾人がひそかにミハネに感謝していると、


 「ピア様も彼の素性を知らないのですか?」


 大人しくお茶を飲みながら今のやり取りを聞いていたセトラスがピアにそう投げかける。


 「いいえ、知らないわよ?」


 「え、それは少し危険では?」


 「セトラス、何か勘違いしているようだけれど、アヤトはイクシルベニア侯爵家に仕えているわけではないわよ」


 「では彼はどうしてこの領主邸で働いているのですか?」


 「アヤトがイクシルベニア侯爵家にではなく私の妹のベルに仕えているからよ。だから私からアヤトへの命令権は存在しないし、当然イクシルベニア家の当主であるお父様にだってアヤトへの命令権はないの。アヤトが素性を明かす義務が存在するのはベルだけということよ。アヤトだってベルにはちゃんと素性を明かしているのでしょう?」


 「ええ、もちろんです」


 最初は話を蒸し返されそうな雰囲気かと思ったが。ピアのおかげでうまく落ち着いたので綾人は落ち着いてそう答えた。


 ピアはその返答に当然といった満足気な表情をしていた。

ブックマークや評価、感想をしていただけるとモチベに繋がります。してやってもいいだろうという方はぜひお願いします。


レイスト「結構長く続くな、お茶会」


 綾人 「心労が...」


 作者 「がんばれ~( *´艸`)」


 綾人 「後で〆る」


 作者 「ヒィッ( ;∀;)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ