第39話
「あー.....そうか、そうだよな、うん」
アイシャはいまだ現実を受け止めきれなくて固まっているが、充はもう既に分析を始めていた。
「アイシャ、多分この原因はアイシャのステータスが育ちすぎたんだと思う.....その一定化のスキルによって魔力値と魔攻に振られたステータスが属性値にも振られて、いつも通り魔法を発動したからだと思う。俺もいつも魔法を使う時はかなり意識して弱めて使っているからな」
「へ?あ、うん、でも私さっきの戦いで戦ってないから.....」
「俺らパーティ組んだだろ?経験値は山分けされるからアイシャにも経験値が入ったんだろうな」
「そっか.....ミツル、私のステータスを教えてくれる?」
「あぁ、わかった」
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アイシャ=エスバレッタ (12)
レベル ・・・62
HP ・・・19,826/19,820
物攻・・・19,820
魔攻・・・19,820
魔力・・・19,820/19,820
防御力・・・19,820
俊敏・・・19,820
属性値
火・・・19,820
水・・・19,820
風・・・19,820
土・・・19,820
光・・・19,820
闇・・・19,820
スキル
一定化
6属性魔法
加護
魔法神の加護+4
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いきなり魔法の威力が上がるのも頷ける。一気に51もレベルが上がり、ステータスが1万以上ふえている。
充は見たままをアイシャに伝える。
「えっ、それが私の?ステータス?冗談でしょ?」
「残念ながらこれが現実だ。受け入れよう.....」
充はこのなんとも言えないチートなステータスをこちらに転移してきてからすぐ味わったのだ。
「まぁ、ステータスが上がることはいい事なんだけど.....私なにも意識しないで魔法を使ってたから制御の仕方とか分からないわよ?」
「じゃあそれを覚えながらワイバーンを討伐していこう」
「分かったわ.....ひとつ聞きたいことがあるのだけどいいかしら?」
「おう、いいぞ」
「今の私ならさっきのドラゴンに勝てると思う?」
充は逡巡し、こう告げる。
「いや、無理だな。100パーセント何が起ころうとも無理だ」
「そ、そう.....」
アイシャは少し落ち込んだ様子を見せる。それを見た充はあたふたしながらフォローを入れる。
「そのだな、あのドラゴンに勝てる俺が異常なだけでアイシャも俺を除いたらそこそこ強い部類に入るぞ?」
「.....それもそうね。充位まで強くなっちゃうと色んなことに気を使ってしまいそうだわ」
そう言ってアイシャは笑った。
「よし、じゃあ下山がてらワイバーンを狩って行こう」
「はい!」
そして2人は下山を開始した。
最近アイシャがおおすぎるきがするぅぅ




