選ばれたらしい後編
能力考えるって難しいんだね。
皆さんごきげんよう甲太です。
今、目の前のバカに「異世界にいけ!」
…と言われたからとりあえずキャラメルクラッチをやっています。
「痛い!!痛いってば!!!もうやめて!!神様の体力は「言わせんぞ。」
アガガガガガ、ギブ!ギブアーーー!!!」
~数分後~
「なっなぜ!!なぜ助けてくれなかったのだ!!メノルよっ!!」
「スカッ!としたからです。」
「酷すぎるよ!!」
「そんなことより神様、甲太さんに事情を。」
「くっそ!話をそらされ「ハ・ヤ・ク・シ・ロ!!」…わかりましたよ…」
「実は、お前の持ってる力が強くて地球が壊れそうなんだよね。」
………どゆこと??
「つまり、貴方は普通の何千倍も力を持っていてその力が地球に凄い負担がかかっているんですよ。」
「例えるなら、貴方は普通の人はコップ一杯分の水を持ってるのに対して、
貴方はお風呂の水五杯で、地球と言う入れ物から溢れてしまうんです。」
…俺ってそんなに普通じゃないんだ…
「うん!そうだよ!」
「もう一度キャラメルクラッチやるか?」
「全力でお断りします。」
「……で、何で今になってそんなはなしをしたんだよ。」
「それはね、結界が弱まり始めたんだよ。」
「結界?」「例で言う入れ物の変わり身ですよ。」
なるほど分かったけれども、
「俺ってそんなに強いの?」
「強いぞ~なにせ僕の作った結界を弱めたんだからね、
しかも、弱めたと言うより、漏れたんだから。」
「溢れた?どうゆうことだ?」
「お前の力が結界の容量をオーバーしてしまったんだよ。
それで、漏れた力が再び地球に負担をかけ始めたんだよ。」
…腐っても鯛だしな、凄いのかもな。
「腐ってもの部分は余計だけど、結界を弱めたのは凄いことだよ。
だって容量1000000SPAだもん。」
……なるほどだいたい予想出来ただって百万をこした時点でヤバい気しかしないんだもん。
「ところでSPAってなんだよ。」
「その人の能力値や技術、体術などの力の総合値のことだよ。」
俺って凄いんだな……
「てっいうことでいってらっ「いやだよ。家族が心配するし」
「フッフッフッ残念ながら拒否権はない。「!?!?」なぜならすでに、扉はしまっている!!」
「!?あっ!ほんとだ!ない!」
「しかもお前に関する記憶はもうすべて消した!!」
「何やってんの!!?」
「てっことでいってら~」
「一回殴らせろ!!」
「あ~そうそう神様の一言「なんだこれ!?バリア?!」あっちでは友達出来るかもよ~」
「!!!」「後、あっちに着いたらステータスオープンと言ったあと、ヘルプをおしてみてね」
「二言だろそれ!」
「まあ、頑張れ~」
「後で絶対殴ってやんよ!!」
これが、地球での最後の一言だった。
そして、無双伝説のはじまりだったのだ。
ちなみにこの時点で、もうすでに結界は消えてます。




