短編 祝・観覧者数300アクセス!
こんにちは、300アクセス。
ありがとうございます。まさか、ここまで人が集まるとは思ってもいませんでした。
こんな自己満足小説ですが、お楽しみにしてくださっている人。本当にありがとうございます。
僕は、ユン【別名;危険なJOKER】。そして、現実感のない世界は、僕の縄張り。
だが、今日の獲物は、ⅹ魔族団!!
この世界が、おかしくなってから、しばらくして出来た殺戮ドールの軍隊を狩りに行くんだ。
「おい。ユン!この先は、消魔力を使わないとヤツらに見つかっちまうぞ!」
「消魔力ならとっくに発動中だよ!」
「何ぃ!!!俺にも、かけただろうな?」
「いや……」
「マジかよ!!お前……」
…それにしても、妙だな……。殺戮ドールの気配は無いし、魔術が使えないライネルに至っては、今、死んでいてもおかしくない。
……!!まさか、相手も魔力も使い手だとすると……。
「ライネル!これ以上は危険。僕一人で行くよ!」
「冗談はよせ。こんなところで俺を置いてくより、JOKERと一緒に行く方が、お互い気が楽だろ?」
「…。まぁね。……せいぜい頑張りなよ!死んでも喚かないでね!」
「ククク。あんた最高だぜ。援護は、俺が務める!!」
ライネルは、そう言いメイン武器であるSMGを構える。
仕方なく、ユンも魔装銃を構える。この魔装銃は、上級魔術が使えれば、どんな形にでも変えられる。
そして、今。ユンが手にしているのは、2丁の銃のような形。
これは、かなりなテクニックが必要で、ユンの第一形態のようなもの。
ユンは、構えると同時位に喋りだした。
「まさか、この形を使うとは、僕も予想してなかったよ。殺戮ドールのみなさま!!」
「JOKER!?どういうことだ!殺戮ドールなど、ここには!!」
ライネルの腹部から血が噴き出した。それは、直径5cm程度の貫通した傷である。
「ぐはぁ!!馬鹿な!早すぎる」
「違うよ。武器に魔術を込めて、弾丸にしたんだ」
「なんだと。すまん、JOKER。お前を……守ってやれなか……た」
そして、ユンはライネルを哀れな目で見た。
……もう少し、かっこよく死んで欲しかったよ。ライネル。やっぱ、君もただの人間なんだね。
ーシュウィン。シュルシュルー
ユンに向かって、弾丸のような武器が飛んできた。
「ふん。こんな物、壊してやるよ!!!!!!」
「JOKER。やはり、強者!!」
おもしれぇ。おもしれーな!!!!おまぇら!!!!くたばるまで僕のおもちゃにしてあげるよ!!!!!
ーカチャ。バン。バンー
「クククク。アハハッハハハッハ!!!JOKER!!!!君、本当にすごいね!!!僕も殺しがいがあるよ!!!」
「ぶっ殺すのは、僕のほうだよ。殺戮ドール達!!!!!!!」
「さぁ、僕の攻撃をくらえ!!!!!青い弾丸!!!!!!」
「弾丸に追加効果も発動!!!!!!!!」
ーカチャ。バッン!!!!!!!!!ー
一瞬、どちらの動きも止まった。ユンは片手で銃を撃った状態。殺戮ドールは、笑いながら銃を撃った状態で、どちらも静かに止まっている。
ーボン……ドカン、バン!!!!ー
急に爆発音が、鳴り始める。
…決まった!!!!僕の勝ちだよ!!!!ククククックク!!
その、爆発音は殺戮ドールからだった。ユンは、弾丸に追加効果で体内爆破を使用していたのだ。
「アハハハ!!!次もいるんでしょ?まとめてかかってきなよ!!!逃・げ・る・の??」
「「「人形の魔装!!!これで、殺してやる!!!!!!」」」
「へぇ、楽しそうだね??でも、怖いんでしょ??」
「「「うるさぁぁぁぁい!!!!!人形に感情なんてない!!!!」」」
人形の魔装で、殺戮ドールは、1人と1つの銃に変わっているが、僕の目はごまかせないよ!!!
手が震えているじゃないか!!!もっと、絶望して欲しいなぁ。だから、銃を狙ってやる。感情をどん底に落としてやる…
ユンは、ライネルのSMGと生命力を吸い取った。
「ククク、知ってるか。魔装銃の作り方?人の命が必要なんだぜ!」
そう言うと、ユンはライネルの生命力をSMGに全て注いだ。すると、そのSMGを魔装銃に合体し、大きな塊をを作り出した。それこそ、最強の武器デス・サイスだ。
「フハハッハハ。遊んでくれよ!!俺を楽しませてくれよ!!!アッハハハハ!!!!」
「うぅ、く…来るな!!」
「怖いのか?感情なんてないんだろ?怖くないよなぁ?」
「……」
「チッ、そろそろ殺してやるか、ウズウズして仕方ねぇ!!!」
面白くない。こんなのなら殺してしまう。俺の心に決めた言葉。それは、全てボコボコにしてやる。
まず、銃から……
「全敵排除!!!」
「やめろ!」
ーバキン!!キン、カ、カカン、キン、キン!!ー
「うぅぅ、ひどい!!」
「ククク。面白くなってきた!!!!だが、終わりだ!!!」
デスサイスは、片手銃へと姿を変え、最恐と言われていた軍団。最後の殺戮ドールは、無残に死んでいった。
…JOKERか。いい響きだ!!!僕は気に入っているよ!!!
「……。僕が暴走したばっかりに、死んでしまったんだね。ライネル。君には、もう少し生きてて欲しかったよ!
じゃ、行くか。お前の墓を作りに!!!そして、この世界の魔王として……僕は、殺し続けるよ」
300アクセス記念作品 完
どうでしたでしょう?
ユン君を書いてたら、もっと書きたくなって書いてしまいました。
銃の戦いを書いて、想像してたらもう止まらなくて、興奮しておりました。
では、また見てくださいね。