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3-5. 二人の旅

こうして故国を脱した俺達は様々な地を巡り歩いた。


水上に浮かぶ海上都市


火山に灼かれた廃墟


遊牧の民によって構成された移動国家


隊商によって成り立つ交易都市


冷戦を迎えた武装都市


自然を崇拝する耳長種族の集落


過剰な近代化を迎えた機械都市


詳しい内容については彼女の〈自称旅行記〉を見れば分かるだろう。

世界は広大で、未知の文化に溢れていた。


空を進む船に心を奪われた


戦争の愚かしさを目の当たりにした


独自の風習に好奇心を刺激された


何よりも、こうして彼女と文化に触れることはとても楽しく、そしてとても苦しかった。

そう、いつからだろう。俺は彼女に苦しみを感じていた。


果たして、俺のような罪人が彼女の側にいてもいいのだろうか。

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