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プロローグ? ③

どうも皆様、変態です( ゜Д゜) ドモドモ。


これで三話目ですが、物語の中では、7月19日のままです。

この物語は、三人の主人公の話を、時間軸関係無しにグルグル回します。


だから、三人の話が終わってやっと『一日終わった』、と言う事になります。

そんな感じで、三人目です。

コイツの話で、やっと『一日終わった』、になるのです。


そこの所が重要かも(?)知れないので、憶えて置いて頂ければ嬉しいです。


ではでは、俺とクー、第三話、読んで下さい。

今日は7月19日だ。

明日から俺達の学校は夏休みに入る。


夏休み……ああ、なんと美しい響きか……

と、俺が一人で感動に浸っていると、隣から妙な声が聞こえてきた。


『あ~……死んだ……こりゃ死んだ……』


とか何とか。

この声は、田中か?


と、聞き覚えのある声に振り向く。

案の定、そこには死に掛けた田中が机に横たわっていた。


なんだか話し掛けられる雰囲気じゃなかったので、俺は意思の疎通を断念した。


と、田中の隣に、でかい影がある。

どうやら岩崎の様だ。相変わらず背が高けぇ……

俺にちょっとくらい寄越せと言いたくなるな。


……あ、忘れてた……

俺の名前は 『藤田 聡』 この高校の二年生だ。

身長、体重、共に平均。成績、顔、共に平均。特技、無し。長所、無し。

……まぁ、一般学生の平均を集めたら俺の様になるのだろう。

ちなみに、眼鏡はかけてない。


ううむ……

ここまで平均的だと逆にへこむわ…………


なんか俺にも誇れる様な事は……

……あ、あった!!


あった、あったよ!!


俺、実は彼女が居るんだよ!!

それもかなり可愛い人が!!


俺の唯一の自慢です。

ええ。可愛い彼女が自慢です。

俺の事じゃないけど……


さて、俺は家に帰ってもやる事無いし……

彼女でも呼んでちょっとダベりますかね。




ってな訳で、俺の所属する二年三組のお隣さん、二年四組。

そこに俺の彼女は居るわけで……

……っと、いたいた。


ほら、あれあれ、あの窓際の席に座ってる、髪の長い子。

え? 分かんない?

あ、あの子、普段は目立たない格好してるから……

髪を上げれば可愛いんだよ?

マジでマジで。(大切な事なので二回言いました)


っと、四組の方も今終わったみたいだ。

ちょっと彼女を呼んでくるわ。


「おーい、奈央さーん」


あ、彼女の名前ね?

『佐野 奈央』って言うの。

出来れば憶えておいてくれな。


え?

何で敬語かって?

え、なに?

皆は女子に対して敬語は使わないの?

え? 俺だけ?

……ですよねー、サーセン……


なんか、癖でつい、女子に対して言っちゃうんですよー……

この前なんか『キモい』って言われちゃってね……

ホント、泣くかと思ったわー…………


おっと、彼女が来た見たいだ。

はい、この子が佐野奈央さん。俺の彼女!

背中まである髪で顔を隠してるけど、実は可愛いんだよ?

ちょっと野暮ったい眼鏡かけてて、顔を隠しているけど、本当は可愛(ry

奈央さんは、少し恥ずかしがり屋なんだ。

俺の前でも滅多に喋らないし、顔をあまり見せてくれない。

『お前ら本当に付き合ってんの?』ってよく言われるけど、そんなの気にしない。

付き合ってるよ! もちろん!! もうラブラブさ!!


さて、奈央さんと喋りながら帰りますかー。


「明日から夏休みですね、奈央さん」

「……………………」

「夏休みどうします? 俺は田中たちと一緒に海なんてどうかなーと思ってるんですけど……」

「……………………」

「それでですね、今度一緒に水着でも買いに行きませんか?」

「……………………」

「あの、俺の話し……聞いてます……?」

「…………うん……聞いてる……だいじょぶ……」

「そ、そうですか……じゃあ、奈央さんは何処か行きたい所とかあります?」

「……別に、無い……貴方と一緒なら……どこでも……」

「そうですか。うーん、じゃあ何処に行きましょうか……」


ふぅ、奈央さんと喋ると緊張する。

あまり喋ってくれないから、俺の独り言っぽく聞こえるし、

奈央さんの意見も、声が小さいから聞き取りにくいし、

しかも気付かなかったら泣くし……


え?

お前も苦労してるんだなって?

いやいや全然?

むしろ嬉しいよ?

奈央さんと一緒に居られるだけで俺はもう死ねるよ?


別にそんな、ねぇ?

奈央さんにもっと喋って欲しいとか、

俺の話しに相づち打って欲しいとか、

電話で話しても何話したら良いか分かんないとか、

そんなの全然無いからね?

ホントだよ?

ホントに、ねぇ、別にそんな、無いよ? そんな事?

全っ然ないよ!? (涙目)


うぅ、奈央さん……

もっと自己主張してくれれば良いのに……

いや!?

それをしたらクラスのやつ等に『奈央さんは可愛い』って事がばれる!!

それは勘弁願いたい!


奈央さんは俺の嫁だーーーー!!


誰にも渡さん!!


「あの、奈央さん? 今日はこの後、どうします?」

「……………………」

「奈央さん?」

「……何も、無い……私の家、来る……?」

「え!? いえいえ、そんな、奈央さんの家になんて、俺はまだ行けませんよ!!

 ってか、何するか分かりませんよ!? 俺は!!」

「……別に……良いよ……?」

「いやいや、良くないです! 俺らはまだ高2ですから、そんな事は!」

「……そう……残念……」

「いや、本当にダメですって……」

「じゃあ……貴方の家……行く……?」

「え!? ダメですよ、今日はうちの親居ないんですから!」

「なら……なおさら…………寝かさない……」

「何をするつもりですか……」

「子作r」

「はいストーーーーーップ!!」

「…………冗談……なのに……」

「冗談でも! もう、問題発言は少なくして下さい……」

「……ごめん……わりゅかった……」

「悪かった、でしょ? 噛んでますよ」

「……………………」(顔真っ赤)


どうです?

これが俺の自慢の彼女ですよ。

可愛いでしょ?

まぁ、言語表現が少なく、なおかつ問題発言が多いですが、

俺の自慢の彼女だよ!! 


なんか、今日は俺の家に来るらしいから、ここで終わりにさせて貰うよ。

この話はまた次の機会ってことで。


え?

どっちから告白したか?

知りたいのか?

だったら教えてやろうかな~(ニヤニヤ)


俺からだと思うだろ? 思うだろ?

ざんねーん。

じ つ は 奈央さんからでしたー。


あの時は俺も驚いたよ……


まぁ、この話も長くなるから(俺のノロケで)また次の機会にでも。


じゃ、また会えたら良いと思う。


ばいばい。

またなー。



今回で三話目ですが、どうだったでしょう?

まぁ、まだ分からないとは思いますが……


今回のヒロイン、変態的には一番気に入っています。

俺はモクデレ(無口っ子デレ)が大好きだ……!!


あ、待って待って、逃げないで。

そんな目で俺を見ないで。

俺のライフはもうゼr(ry


こんな変態ですいません……

ツンデレなんかよりも、俺はクーデレとモクデレが好きだったりするんです。

え? ツンデレが嫌い?

いえいえ、ツンデレ好きですよ? ツンデレ。


こんな感じの会話を、先日友人とやったばかりです。

友人は心が広く、俺のクー&モクデレ好きを理解してくれました。


ありがとう、友人A!!


では、こんな駄文もここまでに致しましょう。

ではでは、文章、ストーリー評価、ご感想の方、心よりお待ちしています!!


以上、変態でした( ´Д`) マタミテネ?



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