表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

飲み会で知り合った女は? “実は整形サイボーグだった!”

作者: 七瀬





“飲み会で知り合った女は? “実は整形サイボーグだった!”




俺はいつもの仲が良い男友達から飲み会に誘われた。

どうやら? “今日は、アタリ日らしい!”

可愛い女の子ばかりが今日は来ると聞いていたからだ。



・・・確かにこの日、集まった女の子達はみんな可愛かった!

どの子を選んでもハズレがないなんて、なんて日だ!



『おーい! みんな飲み物持ったか? じゃあー乾杯しようぜー!』

【おーう!】

『じゃあーカンパーイ!』

【カンパーイ!】




3対3の飲み会で、左に座った女の子と俺は直ぐに仲良くなった。

その子は、性格も明るく! 積極的に俺に話しかけてくれた。



『ねえ、海斗くんの? 好きな女の子のタイプってどんなの子?』

『聖園ちゃんみたいな子だよ。』

『もぉ~誰にでもそんな事言ってるんでしょ!』

『言ってないって! 聖園ちゃんしか言ってないから。』

『嘘でも聖園嬉しい!』

『やっぱり、そういうところ可愛いね。』

『もぉ~おだてないでよ~』

『本当にかわいいよ。』



俺は聖園ちゃんと話していくうち、いつの間にか好きになっていた。

最初は、話しやすいなと思っていただけだったけど、、、?

凄く話しやすいし、いい子だなと想ったんだ!

だから俺は聖園ちゃんと連絡交換だけして、その日の飲み会は終わる。





・・・そして後日、俺から聖園ちゃんに連絡をして二人で会う事に。

飲み会で会った時よりも、ラフな格好の聖園ちゃんにより心を奪われた!

“なんせ可愛い! 見た目が俺のタイプなんだ。”

俺はふと、聖園ちゃんと付き合いたいと思うようになっていった。



『“あのさ、会ってそんなに経ってないけど? 俺と付き合わない?”』

『えぇ!? で、でも、まだ私達、会うの2回目だよ。』

『好きになるのに、会う回数じゃないと俺は思うんだ!』

『・・・まあ、そうだけど、』

『いいじゃん! 俺と付き合ってよ。』

『もぉ~仕方ないな~付き合ってあげてもいいかな。』

『マジで?』

『マジで! 私と付き合いたいんでしょ!』

『勿論!』

『じゃあ、決まり。』

『ヤッター! 聖園ちゃんと俺、付き合えたぜーい!』

『良かったね。』






 *





・・・そんな軽い気持ちで俺は彼女と付き合いはじめたのだが、

付き合って3カ月が経った頃、彼女から急に俺はこんな事を言われてしまう!




『・・・海斗、実は話してない事があったんだけど、聞いてくれる?』

『えぇ!? 何?』

『“・・・じ、実はね?”』

『ううん。』

『“私、全身! 整形なんだ。”』

『えぇ!? ど、どういう事、、、?』

『今まで整形にかかったお金は1臆円ぐらいはかかったと思うんだ。』

『・・・じょ、冗談だよね? 嘘でしょ!』

『本当だよ。 これが、整形する前の私。』

『・・・ま、マジかよ、全然! 今と違うじゃん!』

『見た目なんか関係ないじゃない、私が好きだから付き合ったんじゃないの!』

『・・・元々、これが聖園なの? 俺は今の聖園が整形なんて信じられないし、

まだ実感が湧かないんだ、』

『“私は海斗と別れたくないよ!”』

『ご、ごめん、まだ頭の整理がつかない、答えはまだ待ってくれないか、』

『・・・ううん、でも私! 海斗の事、信じてるから!』

『・・・・・・』





・・・でも結局、俺と彼女は別れてしまった。

“しかも? 彼女は整形サイボーグらしく、今もずっと整形を繰り返して

いるらしいのだ!”

“今の彼女の姿はなにもかも整形で出来ている!”

俺は整形美人を好きになってしまったようだ。

本来の彼女は、今のように美人でもなく“ただのブサイクな女の子。”

整形を繰り返すうちに彼女は、みるみるうちに美人になっていった!

でもそれは、“作られたもので、本来の彼女ではない!”

俺の考えが古いのか? 俺は整形した彼女を受け入れられなかった。

“心が狭い”と言われても仕方ないが、俺は“天然”の女性が好きなんだ!

イジってないありのままの女性と俺は付き合いたい。




だから今日も俺は、“飲み会に参加している。”

今度こそは、 “天然の美人の女性と付き合う為に、オシャレもしてきた。”

心は万全! いつでも俺の彼女候補で立候補してくれ!

何時でも待ってるぞ!



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ