表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Pandemicafter  作者: 鈴花雪嶺
瓦解
21/25

臨界:中章 ステルスミッション!!

 ウソだろ……?

 

 思わず心の中で悪態をつく。


走り続け、限界を超え、数分後。目の前に創作に登場するような黒い装備に身を包んだ人間がたくさん見える。もしかしなくとも、十中八九、きっと多分maybeZ部隊だろう。


自分の限界を超えているため自分でも何を言っているかわからない。ただ一つ言えることは、こいつらに見つかると面倒なことになるということだ。


ひとまず路地のゴミ捨て場の影に隠れてひそかに息を整える。ここからどうするか……


俺は全力で走っていたため体力はゼロに近い。この状態ではまともに戦えないだろう。対するZ部隊は今確認できるだけでも約十人。だが、さらに人が集まってきている。時間が経てばたつほどこちらが不利になりそうだ。


とにかく今は体力の回復をしなければ。息を殺しながら整えていると、Z部隊の職員の話し声が聞こえてきた。ここでできるだけ相手の情報を得ておこう。


「班長、お疲れ様です!」


「ああ。俺たちの持ち場が決まった。こっちだ」


どうやら歩き出したらしい。声がどんどん遠くなっていく。


「私たちの担当はどこでしょうか」


「駅から繁華街へ出る道だ。大通りはだいたいどこかの班が配置されている。どんな道でも大抵どこかの班がいるから持ち場を離れるなよ」


「わかりました」


なるほど。Z部隊もかなり本気のようだ。だが、ここに来るまでにゾンビはいなかった。ほんとに感染拡大は起こっているんだろうか。それともただの偶然?


声が聞こえなくなったのを確認し、スマホのカメラを活用して周囲の安全を確認する。さっきまで話していたZ部隊はもういないようだ。


ここから見つからずに家まで戻ることは出来るのだろうか……。いや、気持ちで負けてはいけない。絶対に家を取り戻すんだ。

今回も読んでくださりありがとうございます。高評価、ブックマーク登録もありがとうございます。いつも励みになっています。

次回は明日の10時に投稿します。次回も読んでいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ