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異世界に呪いは付き物です!  作者: 来葉
第二章 死街 ゲヘナ
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邂逅

遅れてすみません。リアルで色々あって・・・orz


さて、来週から二話ずつになるかな?知らぬがな


さて、外に出たが一つ問題がある。周りに人がいるのだ。黒いフードを被った奴らが。それを見てペティネ達が驚愕する。


「教会の奴らか・・・!切り抜けるぞ!」


ギアンがそう叫び、武器を構える。なるほど、こいつらが教会の奴らか。俺は刀を構え、


「よくもペティネを襲ってくれたなぁ奴さんがた。こっから先ぃ、こいつらに手ェ出そう物なら俺が相手になってやっからよぉ、さっさと掛かってこんかい!」


俺の言葉に応じて教会の奴らが襲ってくるが、練度が低い。連携は成ってはいるがそこまでなのだ。結論。


「なんでこんな奴らにペティネ達が負けたんだ?普通に倒せるだろ」


俺はそう呟いた。それに対してペティネが答える。


「確かに一回一回は弱いのですが、少しでも傷をつけるとそれを理由に私を捕まえようとするので傷を与えることもできず逃げたのです倒すだけなら余裕でできますね」


ふーん、そんな事情があったのか・・・ん?


「あ、えーと、それならさ、だけど、一つ試したいことができたわ。うん。いったんこいつら皆倒すか。今回は気絶程度で抑えるとして、もしかしたら勝てるぞこの戦争」


俺の予想通りの人物像が相手なら案外あっさり勝てる。邪神教の奴らなんか目じゃ無いくらいに簡単に。まぁ、あいつらは本当にめんどくさかったんだけどな・・・


「それにしてもこいつら全然喋らないな。なんか理由あるのか?」


これにもペティネが答える。


「あ、それは声で相手が誰かバレないようにするためらしいですよ。フード取れればおしまいなのに・・・」


ふーん・・・あ、最後の一人が気絶した。俺は地属性の応用で縄を作りこいつらを縛る。


「それで、どうするのですか?それを縛っても教会には通用しないと思うのですが・・・」


俺はこいつらに説明する。


「ああ、こいつらはお前らのギルドに持って行く。そんで町中に伝えれば良いだろ。『こいつらは街の外でこんな人数でたった一人の女性を襲いました』って。そこに教会の奴らだって言えば教会の権威は落ちる。そしたら向こうは必ず俺たちを襲ってくる。そしたらまた街に知らせる。その繰り返しで確実に勝てるだろ。向こうが襲ってこないことはないしな。ペティネを狙ってる限り向こうは必ず手を出そうとするからな。」


なんか周りがドン引きまではいかないけど少し引いてるのだが・・・これくらいは当たり前では?


「ま、その為にはまずは街に行かないとな。案内してくれるか?」


そして俺達はやっと街に向かい始めた。



・・・人を引きずって。




今週もう一回更新するなら18:00かな。

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