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異世界に呪いは付き物です!  作者: 来葉
第一章 魔窟  〜侵略と反逆の兆しと森狩族との出会い〜
15/38

推測〜提案

多分短め。なにせいい感じに切れない。だから短い。


「頼む!ハンターズギルドを救ってくれ!」


目の前でギアンが土下座をしている。そこに俺は、俺らしい答えを返す事にする。別に俺はこの件に関して関わるかどうか決めていないのだ。


「それは今は決めない。そもそも現状がどうなっているのか、それを知らないうちに決めるのは愚策もいいところだろ。まぁ、今断る事は無い。その前にここから出る事が先決だろ。ここから上に戻れそうな所があるかも知らないから取り敢えずでかい広間みたいな所を探す。次点で扉を探す。そしたら上か下に行けるだろ。一番下まで行ったら上に戻れるはずだし。なにか異論は?お前らも飛ばされてきたのなら下に進むしか無いと思うが、まさか階段を降りてきたわけではあるまい?」


俺の問いにギアンが答える。その答えは意外な物だった。


「異論はあるぞ。というか俺からしたら疑問だけどな。上の階の守護者を倒した時に魔法陣が浮かんだんだ。そしたらペティネだけが居なくなってた。そして階段が現れたんだ。その階段を降りていたら突然ガルガとケティが居なくなってた。この階にやってきた俺はこの部屋を見つけて眠ってたって訳だ。何やら壁が無くなってるし一体何が起こってんだ?俺も知らない事だから知らなくてもいいが、何か知ってたりするか?」


ふむ、分別と区別か。あのクソ女神がやるような事だ。なんとも陰険な事よ。


「実際の事は知らない。だが、想像は出来る。まずはそっちのパーティーが別れた事の説明をしよう。簡単な事だよ。分別されたんだ。純粋な人間かそうじゃないか。」


今から俺は仮定の推論を述べる。間違ってる可能性が高いが、これに賭けるしか無いと思う。


「現にペティネは一番人から近いから最初に区別の対象になった。次に獣人の君達だ。ここで行っておくが、俺は別に獣人差別をしたい訳ではない。むしろ獣としては正しい行いだと思ってるよ。獣は強い血を求むからな。人の力を手に入れる事はなんら間違ってはいない。私が保証しよう。」


そして私は話を戻す。


「ほら、ギアンだけが、純粋な人間だけが転移されなかっただろ?それが証明よ。もしかしたら種族ごとに飛ばされる場所が決まっていたのかもな。森狩族は湖、獣人は火山って言う風に。さて、次の問題だ。何故階段がなくなっていたのか。考えられる事は二つ。」


そもそも森狩族が湖で獣人が火山の時点でもう分かるだろう。


「一つ。そもそもそう言う機能だった。最初からの機能の可能性はある。例えば、ここに誰にも見せられない物が存在する場合だな。過去にここに飛ばされた人の遺体とか。

二つ。今ここに俺がいるから。俺は女神によってここに飛ばされた。なら俺をここから出さない為に入り口を消したと考えられる。あのクソ女神は陰険だからな。」


さて、ここまで話して思ったのだが、多分俺が原因なのでは?まぁ、実質の原意はあの女神だから。そこだけは譲らない。うーん。


「そうだなー、うん。お前らさ、強くなりたいか?俺のせいでこんな事になってしまった可能性が有るなら俺はお前らに何かをしなくてはならない。しかし俺はお前らが何を欲しているかが分からない。


故に、私は汝らの強化をする事で、この罪を償おうではないか。」


これは俺が返さなければならない罪。その罪を償う事もそのやり方も私のやり方で行おう。




あ、そう言えば今遊んでるスマホゲーが一区切りついたんですよ。なのでこれからバンバンストック増やして行きますよー。(これ作成時ストックこれだけ)

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