目に見える地雷とは踏み抜くもの(物語の上では)
。。○(主人公、目に見える地雷は踏み抜くのです……)
地雷。それは地上または地中に設置され、人や車両の接近や接触によって爆発して危害を加える兵器。
しかし、ここで扱うのは本来の意味での地雷ではなく俗に言うフラグという名の物について触れて行こうかなーと思った次第です。
物語の上でちりばめられた伏線。
その中にあるものでも作者がもうこれみよがしに、それこそ隠す気の無い伏線があります。
例えば。
まあ、俺みたいな天才がそんな初歩的なミスをするわけがない。百点満点は確実だ。
なーんて一文があったとします。
しかし、これは大抵が見える地雷、伏線です。
テストの結果、この天才は零点を取りました。理由は初歩的なミス、名前の書き忘れ。
物語と言うのは沢山の伏線で構成されていると思っています。
ギャグだって笑わせるために準備があるのです。感動させるには下地を作るのが大事、それが伏線です。
そして、こういった見え見えの伏線は他の伏線を隠したりするためのものであったりもします。
ですが、どの伏線にも言えることなんですが、踏み抜かないといけないんですよ。
勿論、主人公が分かっていてそんな見え見えの地雷なんかふむわけねーだろ!!という作風のものもありますが、踏み抜かないと物語は動かないんですよね。
地雷踏み抜くなよ馬鹿か!?なんて言葉は作者の思惑に踊らされているわけです。
ぐぬぬ!となりませんか?
感想でアホ?とか書いちゃうと、実は他の読者に笑われている可能性すらあるのです。
覚えておきましょう。
物語の上では地雷とは踏み抜くもの。
そうすると、作品がより楽しく読める気がします。