プルー族の村
「何処に行けばいいだろう?」
『何処に行けばいいですかね?』
二人声が重なる。
「地図とかがあればな」
『残念ですけど、フェアルの森は地図なんてありませんよ』
「むー」
腕を組み唸るミナ。
「探索しないと見つからないか」
歩き始める。
ピギャー!
ザシュ
「どこだろうなー?」
よそ見しながら、ゴブリンをきるミナ。
『広いところとかはどうでしょうか?』
「さがしてみますか」
キャキャキャ
「こうもり!?」
『緑こうもりです。このフェアルの森にしか居ない種です。見つかるととてつもなくしつこく着いてきて、体当たりもしてきます』
シュッ
ピャ!
「倒しとかないとね」
『倒しとかないと、うっとうしいですからね』
フェアルの森を探索する。
一時間後。
「ぜぇ、ぜぇ。なに、ここ、ひろ、すぎ」
『フェアルの森ですからね』
フェアルの森をあらかた探索しおえていた。
[フォ?お前さんたちなにものじゃ?]
後ろから、おじいさんみたいな声がした。
シュッ
[何するんじゃ!]
「あ、ごめんなさい。ビックリしたものだから」
[お前さんはビックリしたら人を殺しかけるのか?!]
ミナは、後ろから声をかけてきた奴(全長ニ.三メートル)に向かって剣を振っていた。
「ホントにごめんなさい、ってあなただれ?」
最もな疑問だ。
[その前にここはプルー族の村じゃぞ?どうやって入ったのじゃ?]
「プルー族の村?あ、ならここに長老さんいます?」
[わしじゃが?]
「長老さん、プーっていう子が大樹広場に居るって」
[プーが?]
驚く長老。
[迎えに行ってやらんといかんな。ところでお前さんはだれじゃ?]
「私はミナ」
『私はソフィーです』
それぞれ自己紹介。
[プキ?お客さんプキ?]
長老の後ろからプーより少し小さいプルー族が出てきた。
[そうじゃが、ルー。勝手に出てくるなといっておるじゃろう]
「か、かわいい」
ルーと呼ばれた子の毛が白で黒い目が目立つ。
[そう、そう、お前さん]
「はい?」
[お前さんどうやってここにきたんじゃ?]
「ここっていうのは?」
[フェアルの森じゃ]
「あぁ、それは・・・」
ミナは長老に今までのいきさつを話す。
[ふむ・・・そうか。それなら、お前さんは空からやってきた者になるわけじゃな]
長老が何か自分で納得する。
[じゃが、この森にはお前さん以外に人はきておらんぞ?]
「あの人ならプルー族の目をかいくぐって迷い込んだりしてそうだから」
『じゃあ、なんでプーをおいかけたんですか?』
「追いかけてた時には聞こうと思ってたんだけど、よく考えてみたらかいくぐってるかな~と思って」
[わしは、プーを迎えに行くが、お前さんたちはどうするのじゃ?]
長老が聞いてくる。
『女神様に関係する建物とかありませんか?』
ソフィーが聞く。
[女神様?カルミナ様のことか?]
『はい』
[ふむ。それなら森の奥の神殿はどうじゃろうか]
『フェアルの神殿ですか』
[そうじゃ]
ソフィーと長老が喋る。
[そこまで行くのは大変じゃろうから地図を渡そう。わしらの自信作じゃ!]
「手作りかよ!」
思わず突っ込んでしまう。
『ミナさん、手作りでもないよりはマシですよ』
ソフィーがたしなめる。
[マシなだけか・・・]
長老が地味に傷ついていたがミナたちは気づかない。
「まぁ、もらっていきますね」
[気をつけての]
ミナはプルー族の村を出た。
[空から、落ち来る者。今のは女神様か、はたまた、勇者か]
一呼吸おくと、
[いや、危惧することは何もないか。いずれ分かることよの]
[どうしやんじゃ?]
[仙人様!]
ルーが飛びつく。
[いえ、空から来た者が来まして]
[空から落ち来る者か。今来たのであれば・・・]
ピギャー!
[変な奴だプキ!]
ルーが叫ぶ。
[逃げるプキ!]
他のプルーが叫ぶ。
[待て!バラバラに逃げてはいかん!]
長老が叫ぶが後の祭りだった。プルー族の小さい子達は散り散りに逃げていってしまった。
[仙人様!]
少し目を放した隙に仙人も逃げていた。
プギャー!
それでもなお、ゴブリンは襲い掛かってくる。
[くぅ]
苦しそうな声を上げて、長老は自分の巨体を振って逃げる。
[無事にいてくれ]
相変わらず話が急ですいません。
もっと詳しく書けれたらいいんですけどねー。
ついでに言いますと、(書きますと?)私更新のペースが凄く遅いです。
最後までお付き合いいただけると嬉しく思います。




